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メルセデスのフェイントは「レースの一環」とFIA

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2018年9月3日 « 「最高にハッピー」なハミルトン | 「全力を出し切った」とサインツ »
© JOHN THYS / AFP
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イタリアGP中にメルセデスのピットクルーがピットストップをしないにもかかわらず、ピットレーンに出るのは競技規則違反ではないかとの疑いをFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングが否定した。

メルセデスのクルーは20周目と21周目に2度にわたってピットレーンに出る動きを見せたが、この時は作業をせず、結局ルイス・ハミルトンは28周目、バルテリ・ボッタスは36周目になってようやくピットストップした。

競技規則第28条12項には、"チーム関係者がピットレーンに入ることが許されるのは、ピット作業の直前からであり、ピット作業が終了次第、退去しなければならない"とある。

レース後、一部のソーシャルメディア上では、作業をせずにピットクルーがピットレーンに入るのは規則違反ではないかとの声が上がったが、メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフは、チームが20周目にストップしたレースリーダー、キミ・ライコネンと逆の戦略を取るために待機しただけだと説明した。

「あれは幻のストップではない」とウォルフは言う。「アンダーカットでもオーバーカットでも、するには準備が必要だ。われわれにはキミが入ってくるのかどうか分からなかったので、彼の逆の動きをせよという指示を出していた。逆に動くということはピットクルーに準備させておかねばならない」

ホワイティングによると、該当の条項が競技規則に存在するのはピットレーンが混雑するのを防ぐためであり、チームが直前でピットストップを取りやめる判断をすることにはなんの問題もないという。

「それは全てゲームの一環というのが私の考えだ」と彼は述べた。「ピットストップをする気もないのにピットレーンに入るのは好ましくないが、するつもりがあるのなら問題ない。さすがに毎ラップ繰り返すようならもの申すだろうけれどね」

「彼らの場合、作業をしようと考えたが、気が変わり、やはりやめることにしたのだろう。だから、誰かが過度に不適切な行為をしたのでない限り、われわれが動くことはないよ」

ホワイティングには併せて、メルセデスのピットボックスがフェラーリのすぐ手前にあり、クルーが待機ことによって、ボックスに入るライコネンの妨げになったのではないかとの質問もなされたが、これについて彼は次のように付け加えた。「そうであるなら、調査しよう。彼らの意図が明白で、自分たちのピット作業をするつもりもないのに、他車の進入を困難にするのが目的だとしたら、調査が必要になるだろうね」

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