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「最高にハッピー」なハミルトン

Me / Nobu / Jim
2018年9月3日 « ハミルトンがスペースを残さなかったとベッテル | メルセデスのフェイントは「レースの一環」とFIA »
© Mark Thompson/Getty Images
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2日(日)、シーズン第14戦イタリアGP決勝レースに挑んだメルセデスはルイス・ハミルトンが逆転勝利を飾り、バルテリ・ボッタスも3位表彰台に上った。

ルイス・ハミルトン

「タフなレースではあったけど、すごく楽しいレースでもあった――最高にハッピーだ。ふるいにかけられた者だけがレースのワン・オブ・ザ・ベストになれた。フェラーリと僕らは大接戦で、誰がミスを最小限に抑え、誰が一番タイヤをケアできるかの勝負だった。バルテリがスティントを延長し、素晴らしい仕事をしてくれたおかげで僕はキミ(ライコネン/フェラーリ)に近づくことができたんだ。本当に見事なチームワークだったよ。素晴らしいピットストップ、素晴らしいコミュニケーションだった。1周目は激しい戦いになり、僕らのスタートはみんな似通ったものだった。ターン4に入った時、セバスチャン(ベッテル/フェラーリ)が外側じゃなく内側を選んだのにちょっと驚いたんだ。それが僕のチャンスとなり、十分に彼にかぶせるように気をつける必要があった。一瞬だけ彼と接触し、僕のクルマはわずかにダメージを受けたけど、運よく僕はレースを続けられてキミについていくことができた。第2スティントでキミとのギャップを縮めてみると、彼のタイヤにブリスターが出ているのが見えた。それで僕はタイヤをケアし始めて、自分までブリスターを起こさないよう気をつけたんだ。バルテリがピットに入ってからはキミについていくのが少し難しくなったけど、自分のタイヤの方がいい状態なのは分かっていた。ギャップを縮めるためにはできるだけハードにプッシュする必要があり、特にレズモとアスカリは注意が必要だった。でも、このコースは本当に素晴らしいよ。これだけの高速コーナーがあって、コーナーやシケインでもちゃんと前について走ることができるなんて、まさに驚異的なサーキットだ。世界屈指のコースだよ。イタリアで勝つことはいつも大きな栄誉だ。でも、僕らは集中してハードワークを続け、シンガポールでいい戦いができるようにしないといけない」

バルテリ・ボッタス

「僕にとってもルイスにとっても大成功の一日だった。表彰台に戻ってこられたのはいい気分だね。今日のフェラーリは速いだろうというのは分かっていたから、持てる力を100%出してプレッシャーをかけたかった。今日はチームワークが重要になるのが分かっていたし、とてもうまくいった。最初のラップでセバスチャンのことがあって、今日は僕にも表彰台のチャンスが十分あると思った。それでも簡単なレースでというわけではなかった。古いタイヤでキミの前に居続けようと最初のスティントをとても長く走った。そんなタイヤでもまずまずのラップタイムを出せていたから、オーバーテイクされるほどキミに接近されなかった。最終的にはこの戦略のおかげでルイスと僕のレースは結果につながった。長い第1スティントを終えて、フレッシュタイヤでマックスとバトルするチャンスが生まれ、表彰台という結果になった。今日は本当にいいチームワークで、はじめはフェラーリの後ろだったのに彼らよりも多くのポイントを取ることができた。しかし、彼らにプレッシャーをかけるためには、僕たちはプッシュし続けないといけない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「これぞまさにレースの醍醐味だ。ポイントは土曜日でなく日曜日に与えられるものであり、2人のチャンピオンによる長く見事なバトルを楽しめた今日のわれわれは本当に恵まれていたと言えよう。今日のルイスは一切のミスを犯していない。ずっと適切な場所にマシンをつけて、必要となるまでがまんし、モンツァでは5勝目となる素晴らしい勝利を手に入れた。ただ、今日はバルテリを忘れてはならない。彼も素晴らしいレースを戦い、表彰台フィニッシュにふさわしいがんばりだった。われわれにとって、1位と3位はファンタスティックな結果であり、先週ずっとハードワークに努めてくれたブリックスワースとブラックリーのチームにとっては最高のご褒美だ。先週はタイヤマネジメントに苦戦した。今日、ソフトタイヤにブリスターを抱えたのはフェラーリだ。今回のレースではわれわれがレースペース的に最速のマシンだったと思っている。ダメージを抱えていないセバスチャンのペースを見ていないので少し慎重になるべきではあるが、それでも、レースを通してキミにプレッシャーをかけられた。とにかく戦略がうまかった。キミとルイスの最初のストップに関しては、フェラーリと逆のことをやる準備をしていたので、キミがピットに入ってきたため、タイヤの寿命を最大限に補ってスティントを引き伸ばした。バルテリもまったく同じだ。彼をコース上にとどめ、終盤のラップでフレッシュなタイヤを使い攻撃できるようにフェルスタッペンに対するオフセットを築いていった戦略は正解だった。彼はその通りに走り、表彰台に上っている。全体として、あらゆるレベルでチームにとっては非常に素晴らしい1日だった。次に向かうのはシンガポール。1年の中でもわれわれにとっては最強と言えないコースだ。しかし、さらなるパフォーマンスを見いだせるようにこの先数週間を通して腕に磨きをかけつつ、両チャンピオンシップにおけるわれわれのリードを広げるべく全開でプッシュしていくつもりだ」

アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)

「確かに今日はこのような形になるとは予想していなかったが、彼らにいくらかプレッシャーを与えられれば勝利のチャンスが浮上し始めると分かっていた。最初のラップはかなりドラマティックで、われわれは2台とも良いスタートを決め、ルイスはターン4にかけて本当に素晴らしい一度を取れたのでベッテルの前に出られた。彼がわれわれのレースよりも自らのレースの方を傷つけてくれたことや、自分たちのマシンダメージが大きくなかったことは幸いだ。ルイスとキミのレースは見ごたえがあり、朝の戦略会議でカバーしていた状況だった。彼らはピットウインドーをオープンにできていなかったものの、そのおかげでわれわれはタイヤのオフセットを生み出せたし、最後にレースに勝利できた。タイヤはギリギリだったが、スパでブリスターの理解に苦しんだことが今日のレースで役に立ち、2台とも終盤のスティントは強力なペースを発揮しており、先週を通してファクトリーで取り組まれたハードワークのおかげだ。両ドライバーとも今日は素晴らしいがんばりだったし、タイヤをとてもうまくケアしていた。バルテリはフェルスタッペンとタフなバトルを繰り広げたものの、マックスがペナルティを受けると分かってからは彼を攻め続けることに意味がなかったので、表彰台を確保したと分かった上でバックオフした。次はシンガポールだ。この数年、われわれ向きのコースではないので、魔法も使えぬわれわれにとっては難しいチャレンジになるだろう。それでも、素晴らしいマシンと最高のチーム、2人の偉大なるドライバーがいるので、チャンピオンシップのリードを失わぬように、できることはすべてやるつもりだ」

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