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エンジンが火を噴いても構わないとウォルフ

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2018年8月3日 « ラウダが肺移植の手術に成功 | リカルド、今季限りでレッドブル離脱! »
© Andrej ISAKOVIC / AFP
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メルセデスは何が何でもエンジンパフォーマンスでフェラーリのゲインに追いつかなければならないとクリスチャン・トト・ウォルフがチームにハッパをかけた。パワー出力においてイタリアメーカーの方が上だなどということは断じて認められないという。

現在のターボハイブリッド・レギュレーションが施行されてからの最初の3シーズンでメルセデスは他を圧倒した。しかし、ここ2年はフェラーリが着実な進歩を見せ、ギャップを縮めてきている。最近のレースを見ると、エンジンパフォーマンスでは今やフェラーリの方が上ではないかと示唆する証拠もある。過去3戦でフェラーリドライバーたちはストレートで明らかなアドバンテージを持っていた。

フェラーリがどのようにしてこれほどの短期間で大きな追加パフォーマンスを解放したのかは明らかになっていないが、自分たちがそれに対応するまでは満足しないとウォルフは述べている。

「われわれは何事も甘受してはいない」と彼は述べた。「再びチャレンジャーの状況に置かれたのはいいことだと考えているよ。われわれは2013年を最後に、チャレンジャーではなくなっていた」

「ベンチマークでいることは非常に難しい。ずっと十字架を背負って走っているようなものだ。日々コース上で見ているので、フェラーリに対するパフォーマンスレベルは分かっている。われわれはそれをとても意欲的に、やる気を持って達成しようと考えている」

「それを成し遂げるまで休息は取らない」

だが、フェラーリがいかにしてこれほどのパワーを引き出したのかはメルセデスにも分からないとウォルフは認めている。レギュレーションは2014年の初めから全マニュファクチャラー共通のものだ。

「非常に複雑だし、単純なものでは全くない。レギュレーションが熟成した今、信頼性を害することなく多くのパフォーマンスを引き出すことは非常に難しい。そのため、たとえパフォーマンスを高める可能性があったとしても、信頼性に対する有効性を確認してからでなければどんな実験もできないことになる」

「結局のところ、DNF(リタイア)はチャンピオンにおける致命傷を意味する。パフォーマンスが0.1秒良くなるよりもはるかに大きな痛手だ。効果的といえるレベルのパフォーマンスを引き出すのは非常に複雑な仕事なんだよ。だが、チャレンジングな目標だ」

メルセデスとフェラーリは共に残り1回のメジャーエンジンアップグレードを残しており、それは次のスパかモンツァでデビューすると予想される。本当にメルセデスはフェラーリに追い付くことができるのかと聞かれ、ウォルフは付け加えた。「そうしてみせる。アンディ・カウエル(メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ マネージングディレクター)と、シャシー統合チームを含む彼の部隊はそのためにあらゆる手段を講じるだろう」

「パフォーマンスで負けるくらいなら、火を噴いた方がましだ」

1つの選択肢として、次のアップグレード投入を遅らせてその分開発に時間をかけるという手もある。

「何が達成できるか、何を達成するべきかを見てみよう。サードエンジンに関してわれわれは興味深いフェーズにあり、スパかモンツァまでにどれだけのパフォーマンスゲインが得られるかを計算しているところだ」

「その数値が出て初めて、延期する必要があるのか、それとも他のことをするのかを決めることができる」

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