
27日(金)、シーズン第12戦ハンガリーGP初日に実施された2回目のフリー走行でメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは5番手と6番手だった。
初回セッションもハミルトンが5番手、ボッタスが6番手のタイムを残している。
ルイス・ハミルトン
「比較的ノーマルな1日だった。僕らの予想通り、フェラーリとレッドブルがすごく速くて、僕らよりペースを持っているから、今夜は少し仕事をしなければならない。ここはトリッキーなサーキットでタイヤがオーバーヒートしている。リアタイヤの管理が最大の問題だ。今日の温度とコースレイアウト――どこまで行ってもコーナーが続く――によって、タイヤ的には本当にトリッキーだった。クールダウンする時間が全然ないんだ。これからミーティングをやってじっくり掘り下げ、これから明日にかけて何を変えるか考えたい。今夜何かが見つかることを願うし、明日はドライになってほしい。何を変えるにしろ、それをテストできるようにね」
バルテリ・ボッタス
「今日は楽じゃなかった。マシンがドライブしにくくて、ラップをまとめるのに苦労したんだ。FP1は特に。FP2に向けてセットアップを改善できたけど、まだやるべきことがある。ここは難しいサーキットだし、すべてのコーナーをうまく切り抜けようと思えばバランスの取れたマシンが必要になるから、もっとマシンを安定させないと。明日は風向きが変わると予報されているから、それも考慮する必要がある。ウルトラソフトのコンパウンドに一貫性を持たせるのが大変で、オーバーヒートの問題もある。ここはオーバーテイクが難しいから、コース上のポジションが重要だし、ストップの回数が少なければ少ないほどいい。レッドブルとフェラーリが予想していた通りに速いから、かなり接戦になるんじゃないかな」
ジェームス・アリソン(チーフレースエンジニア)
「例年ほど、ほこりっぽいわけでもバンピーなわけでもないが、ブダペストは常にマシンとドライバーに真のチャレンジをもたらす。燃えるような暑さとタイヤにとって楽でないアスファルトだ。セッションを通してマシンを何とか改善できたとはいえ、とりわけバルテリに関しては今週末に好結果を得たければ明日までにやるべきことがまだ多くある。したがって、悪名高きオーバーテイクの難しさを誇るコースで、予選までにマシンの調子を上げつつ、実際にかなりの暑さになりそうな日曜日にロングランのペースをしっかり確保できるよう、今夜はいろいろと作業に忙しい」
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