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ハミルトン、トラブルは「僕のミスのせいじゃない」

Jim
2018年7月22日 « 大満足の予選をレースに生かしたいハースF1 | 問題を解消できぬまま予選に挑んだバンドールン »
© Sebastian Gollnow/picture alliance via Getty Image
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メルセデスのルイス・ハミルトンはドイツGP予選の走行を阻むに至ったマシントラブルがQ1の走行中にターン1でワイドに膨らむ以前から起きていたと主張し、後にメルセデスもそれを認めている。

予選Q1終盤、最初のコーナーでオーバーランを喫し、縁石に乗り上げてマシンを弾ませたハミルトン。その直後、マシンはトラブルに見舞われ、油圧油が漏れ始めた結果、マシンの停車を余儀なくされている。ハミルトンはQ2進出に十分なタイムを残していたが、自力でピットに戻れず以降の走行はかなわなかった。

予選後、『Sky Sports(スカイスポーツ)』にミスが問題を引き起こしたのかと問われたハミルトンは「いや、すべてのラップで同じようにあの縁石を使っている。縁石は使っているんだけど、あの縁石の直前でステアリングが効かなくなったから、それが問題だった」と返答。

一方、セッション終了直後に同じ質問を聞かれたウォルフは「マシンが縁石に乗り上げた際に少しダメージを負ったことでハイドロリック漏れを引き起こしたようだ。ただ、マシンが戻ってきた上で、それが実際に起きてポールを取れなくなってしまったのかを確認しなければならない」と述べ、縁石に乗り上げたことがトラブルの要因だった可能性を疑っていたが、調査にあたったチームはその後、ハイドロリック漏れが走行に支障をきたす事態に陥っていたと認めている。

メルセデスのスポークスマンは「ターン1で故障が発生し、ルイスは予選のあの段階ですべてのドライバーが使っていた"通常の"縁石に乗り上げた。その後、ハイドロリック漏れが原因でパワーステアリングが効かなくなり、テレビに映し出され、人々がトラブルの要因になったのではないかと考えた"飛び跳ねる"状況に陥ったが、実際はトラブルが起きた結果の状況だ」と説明した。

停車を強いられ、マシンを降りたハミルトンは意気消沈している様子を見せ、2016年マレーシアGPで優勝を犠牲にするエンジントラブルに見舞われた時――結局、この年、ハミルトンはチャンピオンシップ争いでチームメイトに敗れた――と同じような格好でマシンに手を置いてひざまずき、うなだれた姿が国際映像にとらえられていた。

それでも、ウォルフは4度の世界王者に輝いたハミルトンがパドックに戻ってくる頃には気持ちを切り替えていたと主張している。

「実際、彼はかなりいいムードだった。すべて問題ない。デブリーフィングでもかなり笑い合っていた」

ハミルトンがトラブルで姿を消した予選ではメルセデスの地元ファンの前で、フェラーリを駆るセバスチャン・ベッテルがポールポジションを手に入れている。最終的な結果の言い訳を拒んだウォルフは「今、われわれは直線で失っているが、それに苛立っているような言い方はしたくない。とにかく改善する必要がある」とコメントした。

メルセデスはギアボックスとエンジンが無事だったことも明かしており、決勝レースでグリッドペナルティを受ける事態は免れた。

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