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最後尾まで後退も2位に巻き返したハミルトン

Nobu / Me / Jim
2018年7月9日 « ピットスタートから完走を果たしたウィリアムズ | ノーポイントでイギリスを去るトロ・ロッソ »
© Charles Coates/Getty Images
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8日(日)に開催されたシーズン第10戦イギリスGP決勝レースでメルセデスのルイス・ハミルトンはスタートでポジションを大きく落とすも2位でゴールし、一時、レースをリードしたバルテリ・ボッタスは4位でフィニッシュした。

ルイス・ハミルトン

「厳しいレースだった。でも、全力を出し切って2位まで戻すことができてうれしい。スタートからたくさんの出来事があったけど、レース終盤ではフレッシュなタイヤのフェラーリについて行くだけのペースがなかった。ターン3の事故でクルマが壊れず、レースを続けることができたのはありがたかった。その時点で僕は最後尾だったけど、まだ勝てると信じていた。そういう気持ちがあったからこの結果で終われたと思う。セーフティカーで前のドライバーたちがピットに入ったときは、3番手に上がるチャンスだった。間違いなく正しい決断だった。もし彼らと一緒にピットに入っていたら、彼らと同じタイヤで後ろに出ることになり、追い越すことは難しくなっただろうし、まず2位にはなれなかった。ファンの人たちは今週素晴らしい応援をしてくれて、とても感謝している」

バルテリ・ボッタス

「すごくがっかりしている。レースをリードしていたのに、ラスト数周で4位に落ちるなんてひどい気分だ。他のクルマはセーフティカー中にピットインしたけど、僕らはセバスチャンの前に出るためにリスクを取ってステイアウトした。最初はそれがうまくいき、全ていい感じだったんだ。リスタートでは全力を尽くし、予選みたいにプッシュしなきゃならなかった。でも、残り5周くらいになったらタイヤが限界を迎えてしまった。リードを諦めまいと必死で頑張ったけど、僕よりフレッシュなタイヤの人たちを相手にポジションを守るすべはなかった。1ストップは簡単じゃないと分かっていたけど、それでも僕らはリスクを選んだんだ。残念ながら、ミディアムタイヤでのあのスティントは少し長すぎた。後知恵でなら簡単に判断できるけど、あの時点で僕らはステイアウトを選び、僕も同じ考えだった。2位なら楽に取れたかもしれないけど、あえて賭けに出たんだ。引き続き僕は全力を尽くすよ。きっといつかはうまくいく日がくる」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「なんともすさまじいレースだ。ドラマに溢れたスリリングなフィニッシュ。ルイスに関しては1周目に最終走者として走っていたところから2位に入る見事な巻き返しだった。バルテリについては優勝できるように全力を尽くし、1回目のセーフティカーがなければほぼ間違いなく達成できていたはずだ。当時は速いペースでセバスチャンに接近していたからね。まずは自分たち自身のパフォーマンスを振り返り、今日のレースの改善できるところを探る必要がある。ただ、昨日の大接戦の予選を受けて、マシンの根本的なペースには励まされたし、ライバルに比べてタイヤの使い方もわれわれの方がうまかったと思う。セーフティカー中に2台をステイアウトさせたのも正しい判断だった。フェラーリと正反対のことをしようと計画していたのだ。それがわれわれにとって勝てる最善のチャンスだったので、彼らがピットしたのを見て2台ともコースにとどめた。コース上のポジション回復を取ったが、抑えるのが難しくなるだろうことは分かっていた。バルテリがライオンのようなディフェンスを見せたものの、タイヤがダメになっていたのでセバスチャンを抑えきれず、それでも見事な仕事ぶりで4位に入っている。ルイスはよりフレッシュなタイヤで2位に巻き返したので、最大のダメージリミテーションになった。とはいえ、全体として見ると、ここ3戦で1周目にうちの1台が脇に追いやられるのはこれが2回目だったので、"どうなっていたのだろう"という気持ちを抱えてはいる。過去3回の週末で自分たちのミスと他陣営のミスで大量ポイントを失った。この先の11レースでしっかりと生かせるように、ここからは集中して開発を続け、パフォーマンスを見いだしていかなければならない。そのすべてがものを言う」

ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)

「このスポーツは予測不能になると至高を誇る。熱狂的なファンもカジュアルなファンにもスリリングでスペクタクルなレースとなった今日がそれを証明している。とはいえ、メルセデスのチームメンバーとして、すさまじいペースを披露していたルイスを表彰台の頂点に立たせてやれなかったことは非常に悔しい。彼はあそこに立つべきだ。1周目の不運は別として、セーフティカーが入らなければレース終盤の展開がどんな風になったのかを推測するのは興味をかきたてられる。バルテリはあのタイヤでとても調子が良く、レース中にタイヤ摩耗にやや苦しんでいた様子のベッテルに接近していたのだ。しかし、そうはならなかった。何度か難しい週末に耐えたものの、今回はマシンが遅かったからではなく、他の無関係な理由によってそうなった。結局はペースがシーズンを通してものを言う。この先の11レースでペースを生かせられれば、われわれが勝つべきタイトル争いを強引に取り戻せるはずだ」

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