Mercedes

/ News

  • カナダGP - メルセデス - 決勝

メルセデス、「今日はこれが精いっぱい」

Nobu / Jim
2018年6月11日 « 「悲しいし、腹が立つし、がっかり」とアロンソ | 次戦に気持ちを切り替えるハートレー&ガスリー »
© Mark Thompson/Getty Images
拡大

現地10日(日)、シーズン第7戦カナダGP決勝レースが行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが2位表彰台、ルイス・ハミルトンが5位入賞を果たした。

ルイス・ハミルトン

「今日はタフな日だったけど、レースを完走してポイントが取れただけでも十分うれしいよ。スタートからパワー不足でエンジンがオーバーヒートしていたんだ。温度を下げることができなかったからそのうち壊れるんじゃないかと思った。パワーが落ちてなくなってしまうんじゃないかと毎周思っていたけど、もってくれた。今日はもっと多くのポイントを失う可能性もあった。5位は力強い結果ではないけど、もっと悪くてもおかしくはなかった。フェラーリはちょっといい仕事をしていて、僕たちよりもよいパッケージを持ってきていたけど、僕たちも接近はしていた。みんなは本当にハードワークをしてくれているけど、一人ひとりはいつだってもっといい仕事ができる。ただひたむきにプッシュし続けて、ポジティブでいることだよ」

バルテリ・ボッタス

「できることは全部やったけど、今日は勝利のチャンスはなかったと思う。僕のスタートはエキサイティングで、2番手を守るのに必死だった。ターン1でアウトにいて、ターン2でイン側にいられるようにスピードを殺さないようにしていた。マックスとホイール・トゥ・ホイールになって激しくバトルしたけど、すべてフェアだったし、彼の前にとどまれたからうれしかったよ。その後はセバスチャンにプレッシャーをかけようとしたけど、十分なペースがなかった。フェラーリはレースをコントールしていて、僕たちにはただ速さが足りなかった。レース終盤でマックスが接近してきたのは、燃料をセーブするためにペースを落としたからだよ。このレースに新エンジンを持ち込んでいなかったのはトップチームの中では僕たちだけだから、周りの皆は改良したPUを持っていた。フランスで僕たちも新エンジンを導入したらフェラーリやレッドブルと戦えるようになることを期待している」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「フェラーリが予選でもレースでも最速のマシンを有していることを示したように、われわれにとってはトリッキーな週末だった。力強いパフォーマンスを期待してモントリオールに乗り込んだが、今日の結果はチーム間にあるパフォーマンスの歴史的なパターンが今年は当てはまらないという、さらなるレッスンになった。サーキットごとのトレンドを見るのは非常に難しく、レース結果は本当に小さなマージンによって決まっている。つまり、どのチームが最もミスを少なくし、シャシーとパワーユニットを最も効果的に開発し、パフォーマンスと信頼性の適切なバランスを見いだし、金曜日からのレース週末をすべてクリーンに乗り切るか、だ。今日のファステストラップの一覧を見ると、3チームが0.15秒差以内につけており、これが2018年の新たな現実なのだ。今日のレースについては、バルテリが素晴らしいスタートを決め、最初の2つのコーナーではフェルスタッペンから実に見事にポジションを守った。セバスチャンに挑むほどのペースはなかったが、あの動きが2位フィニッシュのベースとなった。以降、彼は必死に戦い、ミスのない走りを見せてくれたものの、今日はあれ以上のペースがなかった。ルイスの方はシャシーのコンポーネントに問題があり、そのせいでオープニングラップからクーリングが危うかった。そのため、エンジンが熱くなっており、温度を管理しなければならず、序盤のスティントはそれがパフォーマンスに影響した。状況を改善しようとピットストップでボディワークに隙間を入れたが、リカルドにポジションを奪われてしまったので、その先の50周で取り戻すのは不可能だった。われわれにとってはタフな週末であり、予想よりもきつかったので、今回の結果はチームの全員にとって注意喚起になっている。適切な道に進み、さらにパフォーマンスを見いだせる部分を理解し、2週間後のポール・リカールで対応しなければならない」

アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)

「ここには勝つためにきたので、2位と5位の結果は自分たちにできると思っていたことからすれば遠く及ばない。金曜日の走行中にセバスチャンがウルトラソフトもしくはスーパーソフトのタイヤでどうしていたかは見ていないので、彼のペースは未知数だったが、彼がバルテリに対して若干の余裕があることはほとんどすぐに判明したし、最初のスティント中は腕を伸ばせば届く距離をキープできたのだろうと思う。彼にプレッシャーを与えることができなかったため、バルテリにチャンスを生み出してやれず、今日は2位が精いっぱいだった。最初のスティントでハードにプッシュし続けていたことから、レース終盤にバルテリは燃料が心もとなくなっていたものの、何とかうまく切り抜け、フィニッシュにかけて何度かクイックラップを刻んできたマックスの脅威からポジションを死守してくれた。ルイスはトリッキーなレースとなり、最初からシャシー面に問題があってパワーユニットのクーリングに影響し、パフォーマンスにも影響していることは分かっていた。レース中には解消できなかったが、最終的には状況を食い止めるためにいくらか見いだせたし、それ以上に、ダメージを食い止めつつ、パワーユニットのリスクも管理できたので、レースを完走することができた。今週末はどちらのチャンピオンシップにとっても理想的ではないが、まだシーズンは3分の1が終わったにすぎず、まだまだ先は長い。マシンのパフォーマンスを得る必要があるのは明白であり、ポール・リカールではさらに力強いパフォーマンスを発揮できるように必死に取り組んでいく」

© ESPN Sports Media Ltd.