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マクラーレンへの供給を望んでいたとウォルフ

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2017年12月27日 « ハミルトン、軽率な言動を謝罪 | ハース、空力部門の成長が2018年成功の鍵 »
© Sutton Images
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メルセデスは2018年にマクラーレンへのエンジン供給を望んでいたものの、交渉があまりにも長引きすぎたためにできなかったとクリスチャン・トト・ウォルフが語った。

Hondaが2017年に競争力のあるパワーユニットを開発できなかったことが明らかになった段階で、マクラーレンは2018年の代替オプションを探し始めた。

マクラーレン株主のマンスール・オジェは契約の可能性についてダイムラー会長のディーター・ツェッチェにアプローチした――両者の間には1995年から2014年まで25年間にわたって供給契約を結んでいた信頼関係がある――が、ひとたび詳しい交渉の段階になると契約は流れてしまったという。

メルセデスは契約に関心を持っていたが、その短期間のうちに4つ目のカスタマーにサービスを供給するインフラを整えることができなかったのだとウォルフは主張する。

「われわれはマクラーレンにエンジンを与えたいと思っていた。問題は、話し合いが長引いてしまい、われわれの側の構造が整っておらず、2018年に彼らにエンジンを供給するだけの能力がなかったことだった」とウォルフは『ESPN』に打ち明けた。「単純に、時期が遅すぎたんだ」

結局、マクラーレンはトロ・ロッソが2018年からホンダパワーに切り替えることを決めた後でルノーとの3年契約にサインした。

将来的にマクラーレンがカスタマーとして復帰する可能性はあるのかと尋ねると、ウォルフはこう付け加えた。「将来的な供給については誰であっても除外してはいけない。つまり、マクラーレンであれ、他の誰であれ、将来のパートナーになる可能性があるということだ」

2014年以降、レッドブルはしばしば自分たちの使っているルノーエンジンと実力トップのメルセデス製パワーユニットの間にある性能差を指摘しては、自分たちの苦戦の理由に挙げている。だが、ウォルフにとっては彼らのそうした態度こそ、メルセデスがレッドブルへの供給を渋る要因になっているという。

「それはまさに、彼らがそういうことを言い、不満をぶちまけて自分たちの現在のパートナーをおとしめているからだよ!」と彼は付け加えた。「F1では、人生のどんな場面でもそうだが――プライベートライフでもビジネスライフでも――妥協というものがどうしても必要であり、パートナーの強さと弱さを認めて、お互いに助け合わねばならない」

「それがわれわれメルセデスに受け継がれてきた文化であり、近年われわれが成功できたのはそのためだ。尊敬心というのはわれわれの価値観において非常に重要な部分を占めている。それに基づいてわれわれは今のパートナーたちを選んできた」

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