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「忌まわしき」ハローは「異質な物体」とウォルフ

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2017年12月22日 « マルキオンネからドライバーたちへの要望 | Hondaは2018年のサプライズになるとマルコ »
© Mark Sutton/Sutton Images
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クリスチャン・トト・ウォルフはコックピット保護デバイスのハローを"忌まわしき"存在と呼び、メルセデスチームはそれを2018年型マシンのデザインに最善の形で組み込もうと苦心しているという。

シングルシーターのコックピット保護について8年以上にわたる献身的な研究に取り組んできたFIAは、来年からF1マシンにハローの装着を義務づける。デバイスは飛んでくる物体をドライバーの頭部からそらすようにデザインされており、チタニウムをカーボンファイバーで覆ったバーがコックピット上に取り付けられる。

FIAが17の重大事故について事例研究を行った結果、そのうち15のケースでハローは有益な結果につながり、残る2例ではどちらとも言えないことが分かった。ウォルフはドライバーの安全を改善する必要性について異議を唱えるつもりはないと言うが、できるだけ早くにもっと洗練されたソリューションを見つけなければならないと考えている。

「あれは忌まわしきパーツだよ!」と彼は『ESPN』に述べた。「ブリーフィングで準備して皆に見せたんだ。巨大な金属片で、あまりにも重すぎる。完全に異質な物体だ。できることならのこぎりで削り取ってしまいたいくらいだよ!」

「しかし、われわれはドライバーの安全に気を配る必要があり、そこに命を守るのに役立つデバイスがあるのなら、マシンに乗せないわけにはいかないんだ。もしかしたら将来的にはハローよりもいくらかは美学的に優れたソリューションを見つけられるかもしれないね」

「空力開発に関してはそれほど妨げにはならなかったが、皆が同じ問題を抱えている」

ハローに対応するため、来年のマシン最低重量は5kg増やされるが、ハローとその付属品まで含めると実際の重量は10kgほどになるとウォルフは予想する。メルセデスは今年、マシンを最低重量ぎりぎりにするために大きな努力をしてきた。重くて不利な状態で次のシーズン開幕を迎えないようにするためには、この冬も同様の課題に直面することになりそうだ。

「ボルトやナットをすべて含めると、たぶん10kgにはなる。それがマシンの一番高い場所に付くんだ」とウォルフは付け加えた。「つまり、重心が大幅に上がることになり、それを相殺しなければならない。何もかもが間違いだということだよ!」

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