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シューマッハ越えは望まないとハミルトン

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2017年12月9日 « トッドがFIA会長に再任 | バクー翌日が一番ひどい気分だったとベッテル »
© Rubio/Sutton
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今季、キャリア4度目のチャンピオンシップを制しながらも、ルイス・ハミルトンの中に7度のワールドタイトル獲得というミハエル・シューマッハの記録を破ろうという野心はないという。

ハミルトンは8日(金)の夕方にパリでチャンピオンシップトロフィーを授与される。それにより彼は、4回以上タイトルを獲得した5人しか存在しない選ばれしドライバーの仲間入りを果たす――残る顔ぶれはセバスチャン・ベッテル、アラン・プロスト、ファン・マヌエル・ファンジオとシューマッハだ。

最強のメルセデスをドライブするハミルトンは過去4年のF1世界選手権で3度の優勝を果たしし、今シーズンはシューマッハが持っていた最多ポールポジション記録を抜いた。

まだ2018年シーズンが終わった後の契約はしていないものの、予想では少なくとも2020年まではメルセデスに残るのではないかと考えられている――そうすれば、シューマッハと同じ7度に並ぶ機会が得られるためだ。しかし、記録の更新を狙っているかと質問されたハミルトンは、タイトルだけでキャリアの成功は決まらないと述べた。

「今はそういうことは考えていない――あと4つもタイトルを取るなんて」と彼は言う。「想像できるだろう。僕はここまで来るのに10年かかった。今はそれに並びたいとは思っていないよ」

「ファンジオ(の5回)に並ぶのはクールだし、少なくとも僕はまだ2年かそこらはここにいるだろうから、それが目標ってことになるかな――少なくともそれを取ることがね」

「でも、もっと年を取った時にドライバーとしての僕がどうなのかを定義するのはタイトルの数じゃないと思うんだ。どうやってチームと協力し、どうやってクルマをドライブし、クルマから何を引き出せたか。僕が自分を定義すると感じるのはそういうものだ」

「分からないよ・・・もっと若い時は28歳にもなれば自分の家族を持っているだろうって思っていた。でも、実際に28歳になったら全部先延ばしになっていた。絶対ないとは言わないけど、もしかしたら数年後に、"いやあ、まだあと10年は必要かも!"って言うかもしれない。そうじゃないことを本気で願うよ。だって、その頃には皆さん(メディア)歩行器が必要になっちゃうでしょ!」

ハミルトンにとっては子どもの頃のヒーローだったアイルトン・セナのポールポジション記録に並んだ時――そしてシューマッハの68回に並んだ時――が最も感慨深い瞬間だったという。しかし、最終的に72という新記録を打ち立てたことについてはそれほど大きな偉業だと思っていないようだ。

「アイルトンの記録については、もちろん近づいているのは知っていたけど、あのラップの最中に、このタイムを出せばアイルトンに並ぶと考えていたわけじゃない。でも、もちろん、達成した後でそれを自覚した時は信じられない気分だった」

「その後、今度はスパでマイケル(シューマッハ)に並んだ――僕にとってはきっと、並ぶことの方が重要だったんだ。それを超えることはそれほど重要だと思わない」

「あれほどまでに安定していて、驚異的な才能を持ち、完璧に体を鍛え上げ、チームをプッシュする――このスポーツで僕たちドライバー全員が目指す真のアイコンだよ――そんな人と肩を並べられるなんてすごいことだ」

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