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優勝を逃して悔しがるメルセデス

Me / Kohei Saito / Jim
2017年11月13日 « 妥協を強いられながらも入賞を果たしたペレス | ここ最近の進歩に満足するザウバー »
© Manuel Goria/Sutton Images
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現地時間12日(日)、シーズン第19戦ブラジルGP決勝レースに挑んだメルセデスはバルテリ・ボッタスが2位表彰台に上り、ピットスタートだったルイス・ハミルトンが4位入賞を果たした。

ルイス・ハミルトン

「素晴らしい時間を過ごし、すごくレースを楽しんだよ。今日はとにかくペースが良かった。楽に勝てる週末だったのにな。だから、自分を最悪のポジションに追いやってしまったことにがっかりしている一面もある。でも、昨日はもう過去のこと。今日はすごくポジティブだった。前をかき分けていくのは楽しかった――カート時代の1年目や2年目にいつも後ろからスタートしていた頃みたいだったよ。今日の僕のゴールは、ただ昨日のミスの埋め合わせをして、チームを満足させてポイントをいくつか取り戻すことだった。3番手まで戻そうとしたんだけど、最後はタイヤがなくなってしまったよ。でも、今日はバトルを楽しんだし、それを見てみんなに僕の心にまだ燃え盛る火が残っていること、この先もまだまだたくさんのレースがあることを証明できたならうれしいな」

バルテリ・ボッタス

「最初のコーナーでレースを失ってしまったと思う。スタートで最初にクラッチを離した時、思っていたほどグリップがなくて、それでトラクションが悪くなってちょっとホイールスピンしてしまったんだ。セブ(ベッテル)は僕よりも良い発進をしていて、インサイドに入られてしまったというわけさ。今日の僕たちとフェラーリ勢のレースペースはかなり接近していたし、戦略も似た内容だっただけに、それが悔やまれるよ。ソフトタイヤに履き替えた時、僕たちはアンダーカットを試みて新品タイヤでアタックしてみたけれど、パスするのは無理だった。最後にもう一度アタックしたかったけど、再びペースを上げようとした時にはタイヤが全く残っていない状態だったんだ。昨日の良い結果の後で、今日はかなり高い期待を持っていたんだけどね。でも、ポジティブな面に目を向けると、個人的にはここしばらくの週末に比べるとかなり良い内容だった。それに、ルイス(ハミルトン)がスタートしたポジションを考えると、チームとしての今日の結果は悪くなかったし、そこは良かったよ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「今日の最初の一言はチームメンバーについて語らなければならない。今週末は極端でありながら、対照的な感情もあり、今朝もまた、みんなが出勤と同時にルイスのマシンをゼロから再建してくれた。今週末に彼らが見せたスピリットや立ち直る力、熱心さには本当に頭が下がる。そして、これは2人のドライバーも同じだ。バルテリはレースの全周回でプッシュし、セバスチャンを追い詰めていったが、リードを奪い返すほど十分なところには近づけず、このサーキットは似たようなパフォーマンスのマシン間ではオーバーテイクが非常に難しい。一方で、ルイスは私が見た中で最も素晴らしい4位フィニッシュを果たしている。バルテリについてはスタートでレースが決まった。スタートでホイールスピンに見舞われ、ターン1でセバスチャンにドアを開けることになってしまったのだ。ルイスはピットレーンスタートから、トップに5秒差しかない位置でのフィニッシュをもたらしており、今シーズンの中でもベストパフォーマンスのひとつと言えよう。ここでは十分なマージンを持ってわれわれのマシンが最速だということを証明してくれた。今日の彼は全力を尽くし、チャンピオンらしいドライブだった。この後、アブダビに向かい、シーズンを素晴らしい形で終えることが目標だ」

アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)

「ポジティブな面を言うのが簡単な1日ではあったものの、ドライバーたちにとってもチームにとってもフラストレーションのたまる結果だ。バルテリが優勝する可能性はほんの小さなマージンで決してしまい、ほんの少しホイールスピンが多すぎたせいでリードを譲ることになり、アンダーカットもほぼうまくいきかけていたが、結局、わずかコンマ数秒足りずに実現させられなかった。ポールを決めた最高のラップがあっただけに、優勝以外の結果になってしまってはがっかりするのも仕方がないと言える。それでも、彼はとても堅実な週末を過ごしており、60度にまで達した路面でタイヤを管理するために素晴らしい仕事を果たしながら、レースではベッテルと寸分違わぬペースを発揮している。ルイスは後方スタートでリーダーからわずか5秒差のフィニッシュだったので最高の結果と言えるが、表彰台までたどり着けなかったことにフラストレーションを感じてもいる。攻めのレースを走ったものの、そうするためにはタイヤをどちらのセットも限界までプッシュしなければならなかった。できる限り長くソフトでとどまったものの、リアを失い始めたのでスーパーソフトに履き替えるため、ピットインしなければならず、管理しきれなかったのでリーダーたちに追いつこうと彼ははじめから飛ばさなければならなかった。シーズン終盤のレースでは金曜日を使って2018年の開発に取り組もうとしているとはいえ、われわれの優勝にかける思いは減っておらず、優勝できずにここを去ることを悔しく思っている。しかし、今シーズンで最も路面温度が高かった今日のレースでうちのマシンが最速だったという事実にいくらかの慰めを見いだせる。W08で成し遂げた進歩を示しているからね。チームにとってはタフな週末だったが、タフな週末から学ぶのは得意だ。アブダビを楽しみにしている。最高のコースであり、うちのマシンに適しているはずなので、長くも最高のシーズンを素晴らしい形でフィニッシュできるようにがんばる」

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