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新たなF1の方向性に不安いっぱいのラウダ

Jim
2017年11月13日 « スピンは自分の責任と認めるハミルトン | 高い路面温度ながら1ストップ成功 »
© Kym Illman/Sutton Images
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メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは新たなオーナーシップの下、F1が進む方向性に不安を抱いているという。

『Liberty Media(リバティ・メディア)』が新オーナーになって初のシーズンがまもなく終わりを迎えようとする中、現行のF1運営契約が満了する2020年末に向けて将来のビジョンを明かし始めている。新たなコンペティターの参戦を奨励し、小規模チームが優勝を争いやすくすることを目標にしながら、その計画の中心にあるのはより安価で音量の大きなパワーユニットにする新たなエンジンフォーミュラだ。

しかしながら、この4シーズンに渡ってタイトルを獲得し続けるメルセデスのラウダは公表されたF1の青写真を確信していないようで、『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』にこう話している。

「心配だね。アメリカのオーナーがF1のことを理解するのに時間が必要だったのは正しいことだが、その時間ももうじき終わる」

「彼らが考える将来に関することを私は心配している。FIA、チェイス・ケアリー、ロス・ブラウンはパフォーマンスを安定させる必要があると繰り返すが、F1のDNAはその逆だ」

「グランプリをもっと魅力あるものにするためには毎週末、違うウイナーが必要だと言うなら、そう考える者がバカだ。F1は競争がすべて。マシン開発は重要な基礎のひとつであり、ドライバーの勇敢さもそうだ」

「そうではなく、ベストチームらを罰し、ドライバーたちをまるで赤子のように守りたいという。例えばハローの導入がそうだ」

また、予算制限もF1の将来プランに大きく関与してくるが、ラウダはさらなる詳細が必要になると述べている。

「もっとオープンなプロジェクトが必要だ。例えば、バジェットキャップ。ロジカルで正しいことではあるものの、それを実現するには3年が必要になる」

「われわれには従業員がいる。彼らをどうしろというのだ? 彼らを切り捨てて道路に捨てろと? 今のところ、リバティは彼らがやりたがっていることを明かしているにすぎず、それをどう実現するかを説明していない」

フェラーリは新たなF1の計画を聞いて撤退の可能性を示唆している。

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