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ハミルトン不在のポール争いはボッタスに軍配

Jim
2017年11月12日
© Mark Sutton/Sutton Images
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インテルラゴス・サーキットで現地時間11日(土)、2017年FIA F1世界選手権第19戦ブラジルGP予選セッションが実施され、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

今年のブラジルGP週末にはピレリのミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤが用意され、予選Q3用としてスーパーソフトタイヤを1セット確保することが義務付けられている。

朝から灰色の雲が上空を覆う中、土曜フリー走行はメルセデス勢が上位をキープしたものの、3番手と4番手に並んだフェラーリ勢とのギャップは0.06秒もなく、ポール争いは激しい接戦になると予想された。

予選を前にグリッドペナルティを受けたのは新しいエンジンコンポーネントを投入しているレッドブルのダニエル・リカルド(10グリッド)、トロ・ロッソのブレンドン・ハートリー(10グリッド)とピエール・ガスリー(25グリッド)に加え、土曜フリー走行でトラブルに見舞われてギアボックス交換を強いられたウィリアムズのランス・ストロールだ。チームによると、ストロールはエンジンも交換しているとのこと。

降雨の予報がありながらも、予選開始時刻を迎えて曇り空のインテルラゴスは気温18度、路面温度29度、湿度78%のドライコンディション。天候変化の可能性を踏まえてピットレーンオープンと同時にザウバーとメルセデスがコースに向かい、ルイス・ハミルトンから順にアタックラップに入っていく。

しかしながら、ハミルトンがターン8を通過する際にリアを失ったようで、コントロールできずにコースを飛び出し、マシン左側からウオールにぶつかって停車した。ハミルトンにケガはなかったものの、マシンは大きなダメージを負っている。

© Mark Sutton/Sutton Images
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これで赤旗が振られ、ソフトタイヤを履いてコースに入っていたフェラーリ勢を含む9台がピットへの帰還を強いられた。

約8分間の中断を経て再開されたQ1はフェラーリ勢だけがソフトタイヤを履き続け、それ以外のドライバーはスーパーソフトタイヤを装着してガレージを離れる。少し出遅れてしまったが、ストロールも無事に合流してアタックを開始した。

ハミルトンを除く19名のタイムが出そろうと、1分09秒405を刻んだフェラーリのキミ・ライコネンがトップに立ち、ボッタスが0.047秒差で2番手。どちらもユーズドセットとはいえ、スーパーソフトとソフトのコンパウンドにパフォーマンス差はあまりないようだ。

11番手以下のドライバーが参加した終盤のアタックでは数名が大きくタイムを更新し、母国で最後の予選セッションに挑むウィリアムズのフェリペ・マッサが4番手にポジションを上げている。

16番手以下でQ1敗退を喫したのはパスカル・ウェーレイン(ザウバー)、ガスリー、ストロール、エリクソン、クラッシュを喫したハミルトンだ。ハミルトンはタイムを記録しておらず、レースへの出走可否はスチュワードが判断するが、フリー走行のタイムが参照されるため、問題ないと見られる。

15分間で争われるQ2は予定より8分遅れて開始され、新しいスーパーソフトタイヤを履いたボッタスが真っ先にコースインした。ボッタスは1分08秒901を刻んでトップに立ち、ベッテルとライコネンにフェルスタッペンが続く。リカルドはエンジンペナルティを踏まえてタイヤ戦略を立てており、ソフトタイヤでアタックラップに臨んでいる。

ハートリーはユーズドタイヤで走行したものの、アタックラップは回避してピットに戻り、ノータイムで予選Q2終了を迎えた。エンジンペナルティを受けるため、タイヤを温存したようだ。1分09秒台に入れて暫定6番手につけていたウィリアムズのフェリペ・マッサは終盤のアタックに参加していない。

最終的にQ2でノックアウトされたのは11番手に終わったフォース・インディアのエステバン・オコン、ロマン・グロージャン(ハースF1)、ストフェル・バンドールン(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハースF1)、ハートリーだった。

ボッタスがQ2のラストランで最速タイムを更新したが、それ以上に速くラップをまとめたベッテルが1分08秒494をたたき出している。

ハミルトン不在で迎えたQ3もボッタスが真っ先に始動し、1分08秒442を刻んで今週末最速のタイムを記録するも、直後にベッテルが0.082秒上回ってトップの座を譲らず。ライコネンは2人から0.4秒遅れた。

コース上の一部で雨が振り始めた終盤、新品のスーパーソフトタイヤに履き替えた10名がラストアタックに臨み、最後の最後で1分08秒322をたたき出したボッタスがベッテルに0.038秒のギャップでポールポジションを手に入れる。ライコネンはボッタスに0.2秒遅れて3番手だった。

ポールシッターに輝いたボッタスと共にフロントローにベッテルが並び、ライコネンとフェルスタッペンが2列目。5番手にはリカルドが入ったが、エンジンペナルティで後退する。6番手はセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、アロンソが7番手に食い込み、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツが8番手と9番手、予選トップ10最後のひと枠は地元ドライバーのマッサが手に入れた。

ブラジルGP決勝レースは日本時間13日(月)1時にスタートする予定だ。

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