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ブラウン、「ハミルトンはF1史に残る1人」

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2017年11月2日 « マグヌッセンの完璧な仕事をたたえるハース | メルセデスとルノー、新エンジン提案の「欠陥」を指摘 »
© Kym Illman/Sutton Images
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先週末のメキシコGPでタイトルを獲得したルイス・ハミルトンは、F1史上でトップレベルのドライバーに分類されるとF1スポーツ部門のマネジングディレクターを務めるロス・ブラウンが語った。

オープニングラップでライバルのセバスチャン・ベッテルと交錯し、後退してしまったハミルトンだったが、リカバリードライブによって9位まで取り戻し、自身4度目のドライバーズタイトルを勝ち取った。これでメルセデスドライバーはF1の歴史上、4回以上タイトルを取ったドライバーというたった5人しかいないエリートクラブの仲間入りを果たした。他の4人はベッテル、ミハエル・シューマッハ、アラン・プロストとファン・マヌエル・ファンジオだ。同時に、過去最も成功を収めたイギリス人ドライバーにもなっている。

ブラウンは、特に今シーズンのハミルトンのパフォーマンスに感銘を受けたという。新たな4度のワールドチャンピオンは、長く破られることのなかったシューマッハの最多ポールポジション記録を更新。9勝を挙げてグランプリ通算勝利を62に伸ばし、これまたシューマッハの持つ最多勝利記録まであと29と迫っている。

「ルイス(ハミルトン)はこのタイトルに値する。彼の輝かしいキャリアにおける4度目のタイトルを得るにふさわしかった。シーズンの多くはリーダーを追う立場だったが、夏休み後になると違うギアに入ったようだった」とブラウンは述べた。「メキシコでの戴冠が珍しい形で決まったことは事実だ」

「周回遅れになりながらタイトルが手に入るのいうのはそうそうあることではない。しかし、私の個人的経験上、最後の小さなステップに近づくと、それまでのステップに比べて難しくなるというのは実際にあることだよ。この場合もきっとそうした例の1つだったのだろう」

「シューマッハ、セナやファンジオといったスポーツの偉人たちと同じレベルに彼を引き上げるのは、4度目のタイトルを取ったからだけではない。私を本当に感心させたのは今年の彼のドライブの仕方、それも最近のレースでの彼の走りだ。マシンが100%でない時でも、彼は驚異的な走りを生み出すことができた。だから、この素晴らしい偉業を成し遂げた彼に心から祝福を述べたい」

ブラウンはまた、かつて自分もその一員だったフェラーリが両チャンピオンシップで敗れた失望から立ち直り、2018年に再び復活するだろうと請け負っている。今年のフェラーリは2014年からスポーツを支配しているメルセデスをタイトル争いで本気で脅かした最初のチームとなった。

「また、好敵手であったセバスチャン(ベッテル)にも祝福を述べたい。あの土曜日の素晴らしいポールラップは本当に見事だったし、日曜日も、最後尾まで落ちながら彼は最後の最後までタイトルのために最大限のことをやり尽くし、真の速さを再び証明した」

「成し遂げることはできなかったが、彼とフェラーリの人々は皆今年の自分たちの成果を誇りに思っていいし、彼らには2018年をスタートする素晴らしいプラットホームがある。マラネロは改善の方法を知っているのだから、来年はさらに強く、固い意志を持ったフェラーリを見られるものと期待している。そうなれば今年以上に目が離せないシーズンとなるだろう」

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