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さらなる高みを目指すハミルトン

Me / Kohei Saito / Jim
2017年10月30日 « 一貫したパフォーマンスに満足するウェーレイン | 2017年はハミルトンの方が上だったとベッテル »
© Manuel Goria/Sutton Images
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現地時間29日(日)、シーズン第18戦メキシコGP決勝レースが開催され、メルセデスのバルテリ・ボッタスが2位表彰台に上った一方、ルイス・ハミルトンは9位にとどまったが、4度目のドライバーズタイトルを手中に収めた。

ルイス・ハミルトン

「正直な話、この4度目のタイトルというのは今でもまだしっくりきていないんだ。周りの人々の間で大きなエネルギーが湧き起こっているんだけど、本当に自分の中に浸透するまでにはしばらくかかる。今年の出来事全て、そしてこの結果を生み出すためにそろえなければならなかったもの全てを考えると、感謝の気持ちでいっぱいだよ。これは僕一人の力でしたことじゃない。ブラックリーとブリックスワースにいる1,000人以上の人々がこのビーストを作り上げ、僕に力を発揮する機会を与えてくれたんだ。僕は世界中から本当に素晴らしいサポートを受け取ってきた。信じてくれたみんなに感謝したい。ここ数カ月、困難な時期を過ごしてきたメキシコの地でこれを成し遂げ、この国にポジティブな光を照らすことができたのは本当に特別だ。今日のレースで何があったかは関係ない。僕はヘルメットの後ろに"Still I Rise(それでも私は立ち上がる)"という言葉を刻んでいる――たとえノックダウンされても、再び立ち上がり、限界までハードにプッシュし続けるという意味だよ。僕は決して諦めず、プッシュを続けた。4っていいナンバーだね――でも、もう5が欲しくなったよ!」

バルテリ・ボッタス

「ふさわしい人がタイトルを勝ち取ったね。ルイス(ハミルトン)は全くもってチャンピオンに値するよ! 彼は僕のチームメイトだから、ただ才能があるだけじゃなく、努力家であり、また本当のナイスガイだってことを知っている。互いに競争し合う関係ではあるとはいえ、僕も嬉しく感じるよ。けれど、来年こそ彼を倒したいとも思う。今日のレースについては、スタート以降はかなり簡潔な展開だった。ターン2でマックス(フェルスタッペン)とセバスチャン(ベッテル)がサイドバイサイドになって、片方が少しワイドにはみ出していたのが見えたから、ターン3では厄介なことになると予測していた。だから、僕はインサイドに行ってコーナーを近道して、良い立ち上がりを得ようとした。その後は、これといった出来事は何もなかった。残念ながら、今日はマックスに挑めなかったから、しっかり完走するためのドライブに徹した。優勝できるだけのペースは持っていなかったので、学ぶべきことはまだたくさんある。でも、僕たちにとっては決して悪い1日ではなかった。マシンからは最大限を引き出せたと感じたし、久しぶりに表彰台に立ててよかった。もちろん、ルイスがタイトルを決めたしね」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「今回はこれまでで最も厳しいチャンピオンシップだったが、その分、心からふさわしいとも思う。新しいマシンとタイヤになった今シーズンは何度もアップダウンを経験した。今はこれが現実なのだという事実を受け入れなければ。チームにとっては進歩していくのが非常に難しく、まさに精根尽き果てるほどだった。ルイスは今シーズン、彼のキャリアの中でも一番の一貫したパフォーマンスを発揮したのではないだろうか。あらゆる点で成長を遂げ、今日がどういう形であれ、今日、世界チャンピオンに輝く最もふさわしい人物であることは間違いない。結果は良かったものの、今日のレースはわれわれが望んでいたものではなかった。それでも、今日はポジティブなところだけを考えたい。今この段階で熱心に議論を始める必要などない。ルイスがチャンピオンシップに勝ったのだから!」

ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)

「今回のレースに挑むにあたり、チャンピオンシップの数字がわれわれに有利であることは分かっていた。それでも、第1コーナーの大混乱以降、快適な午後を過ごすというわけにはいかず、あらゆる情報を手元にそろえながらピットウオールに座っているわれわれもそうだが、完全な最後尾から巻き返しを図ってポジションを上げるために単独のタスクに取り組んでいたルイスはもっとそうだっただろう。事実、上位勢が安定している限り、ルイスは安全だったとも言える。とりわけ、バルテリが素晴らしい走りを見せており、きっちりと2番手の位置を確保していた。とはいえ、それに頼るわけにはいかないので、われわれはルイスを9番手まで押し上げようと必死だったし、オーバーテイクが非常に難しいこのコースでそれをやり遂げたのだから、彼にとっては本当に素晴らしい結果だ。先週にコンストラクターズ選手権制覇を決めた後、ここへやって来て、世界中が注目するチャンピオンシップを締めくくり、ルイスの4度目のチャンピオン決定を確実にできたことは本当に最高の気分だ。チャンピオンがこれ以上にふさわしい特権になるシーズンなど想像が難しい。モータースポーツにとっては実に素晴らしいコンペティティブで刺激的な1年だった。その中でルイスは一貫性を保っていた。これ以上ないくらい幸せだ」

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