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ウォルフ、フェラーリのエンジン問題は開発段階

Jim
2017年10月9日 « ブリスターでフェルスタッペンの猛追が阻まれたとホーナー | ハミルトンのエンジンに不安なしとメルセデス »
© Mark Sutton/Sutton Images
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メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフは最近になってフェラーリが直面している大量のエンジントラブルがいかにメルセデスを打ち負かすのが難しいかを示していると語った。

マレーシアで2台ともエンジン故障に見舞われたフェラーリはエンジン部門の組織改革を実施したが、日本GPでタイトルを争うルイス・ハミルトン(メルセデス)との点差を縮めたかったセバスチャン・ベッテルだが、その希望はレース序盤に打ち砕かれている。フェラーリはグリッドでスパークプラグ問題の解決に努めたものの、解消するには時間が足りず、フロントローに並んだベッテルはレースがスタートしてすぐにポジションを落とした。結局、ベッテルは4周目にリタイアし、ハミルトンが優勝した結果、シーズン4戦を残してハミルトンのリードは59点に広がった。

フェラーリのトラブルはシンガポールとマレーシアで最速だったマシンのパフォーマンス向上と同時に発生したと言える。ウォルフはフェラーリの状況に同情しながらも、パフォーマンスを見いだすことは常に信頼性が犠牲になることがあるとも語った。

「このスポーツではなりふり構わず向かっていく。最速のマシンを持つこと、最高のドライバー、最大のパフォーマンスを手に入れられるかどうかだ。私たちもそうだった。過去には信頼性に関してそれぞれのドライバーとも難しい時を過ごした」

「限界をプッシュしていれば、いずれ最終的には限界に到達する。2016年から2017年のフェラーリの開発は見事だったし、おそらく、これは開発段階なのだろう。とはいえ、私は3レースで大量点を失った気分を理解できる。最高なわけがない」

メルセデスは昨年、ハミルトンが複数回に渡ってエンジントラブルを抱え、チャンピオンシップのライバルが当時の相棒ニコ・ロズベルグだけだったため、結局はメルセデスにタイトルがもたらされたものの、ハミルトンのタイトル獲得を阻んだエンジントラブルを受けて信頼性の改善に多くの努力を注いできた。

ウォルフはこれらの故障が優れた信頼性レベル達成に一役買ったと言い、今年のメルセデスは信頼性の高さに恵まれている。

「一等になれ、そのためにまずは完走せよ、という格言がある。だがしかし、どのチームにとっても学習過程の一部だ。パフォーマンスを追い求め、信頼性を高くあろうとする。彼らは確かにパフォーマンスを見いだし、今は信頼性を確保しているところだろうが、(フェラーリで)何が起きているのかは知らない」

「私は自分たちがどちらもしっかりキープできていることに満足している。うちの優秀なメンバーやデザイナーが今年の非常に優れた信頼性を可能にする最高の仕事を果たしてくれた。しかしながらまだ残り4レースあるので、まずはそれをやり遂げようと背中をたたこうじゃないか」

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