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好機を生かしたことに満足するハミルトン

Jim
2017年10月2日 « フェルスタッペンの圧勝はベッテルに似ているとホーナー | 背中に痛みを抱えながら完走したガスリー »
© Manuel Goria/Sutton Images
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マレーシアGP決勝レースで優勝には届かなかったものの、メルセデスのルイス・ハミルトンはフェラーリの不運が続く最近のレースをチームが最大化できたことは満足していると語った。

シンガポールGPでタイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が脱落したスタートの波乱に乗じて先頭に躍り出、予想外の5勝目をマークしてチャンピオンシップのリードを28点に広げたハミルトン。次に向かったマレーシアではベッテルが着実にペースを見いだす一方で、メルセデス勢は苦戦を強いられていたが、予選でベッテルをエンジントラブルが襲い、セパンのレースを最後尾からスタートすることになった。

その予選でポールポジションを獲得したハミルトンは、フロントローに並ぶはずだったフェラーリのキミ・ライコネンがターボ故障により、レースをスタートできぬままリタイアを喫したことでさらなる活力を得ることになった。先頭のポジションこそ、序盤にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に奪われたものの、2位フィニッシュを果たしたハミルトンは驚異の巻き返しで4位に食い込んだベッテルに対するリードを34点に拡大している。

「僕の考え方としては、自分のパフォーマンスにはとても満足しているし、個人的に、自分のパフォーマンスやレースへの取り組み方もかなり満足できると思っている。確かに結果という意味でもポジティブな部分はあるけれど、(シンガポールで)彼らがお互いをダメにし合っていなかったとしても、それでも僕らに勝つチャンスはあったと思う。このマシンの特性的にウエットは好ペースだからね」

そう話したハミルトンはさらに「でも、ここに来て、さらにラッキーな週末だ。フェラーリが問題を抱える中、僕らは予選だけに合わせたセットアップを仕上げて挑んだ。これはエンジニアたちが本当にがんばってくれたおかげ。ただ、ミスする可能性もあったから、僕たちにとってはちょっとラッキーだった面もある。だから、(予選)トップと(レースで)2位はかなり強力だと思うし、自分たちがこんな結果を得られるとは思っていなかったサーキットだから特にそう思う」と続けた。

「正直、僕はポジティブに思っている。予選には満足だし、マシンから引き出せた力にも満足しているけど、自分たちが取り組んだ分析も納得がいったし、チームは今、僕らの手にあるパッケージでどこを修正すべきか、それを見いだすために全力で分析してくれている」

また、ハミルトンはマレーシアGPでベッテルが見せた巻き返しや、メルセデスがライバルに比べて1秒ほどレースペースが遅かったことに驚きはないと明かした。

「別に"彼がビリだから、気楽にレースしよう"なんて思ってレースにアプローチしていない。皆から、彼が5位か4位でフィニッシュするだろうっていうシミュレーションを見せてもらっていたから、すでにそうなることは分かっていたし、彼のポジションを見ても驚きはない。それに、彼のロングランペースが0.8秒とか1秒くらい速かったことも分かっていた。それ自体は珍しいことだけどね」

「ほとんどの場合、レースペースの差はあっても0.1秒か0.2秒だ。でも、0.8秒くらいにはなるだろうと思っていた。確かに、おそらくペースが良かったであろうキミがいなくなったのはレッドブルや僕らにとって大きなアドバンテージだったと思う。彼がいたら僕は3位だったかもしれない。だけど、それが僕にできるベストだったとも思っている」

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