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今はキャリアで最も困難な時期とボッタス

Kohei Saito
2017年10月2日 « あえて応戦はしなかったハミルトン | マレーシアのペース不足に不安感を抱くウォルフ »
© Mark Sutton/Sutton Images
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マレーシアGPでチームメイトのルイス・ハミルトンに対して40秒遅れで完走したバルテリ・ボッタスは最近の苦戦について速やかな巻き返しを図るべきだと率直な自己評価を下し、さもなければ「誰にとっても良くない」と語った。

マレーシアでボッタスは5位入賞を果たしたものの、ハミルトンとのタイム差は今回最も深刻な結果となった。7月のオーストリアGPで優勝したのを最後に、ボッタスのハミルトンに対する遅れは広がり続ける一方だ。過去9レースで7回という表彰台獲得の実績が彼のパフォーマンス面での下降をかろうじて包み隠す格好となっている。

「今は僕のキャリアで最も困難な時期だ」とボッタスは語る。「ただ良いパフォーマンスを見せたいだけなのに、時折さまざまな理由によってそうできていない」

「ここ最近のレースでルイスが非常に強く、僕たちの間の差が広がり続けていることを考えると、そこには僕自身に対する極めてたくさんの疑問が浮かんでくる」

「かなり速やかに巻き返さなければならないのは間違いないし、今回のようなレースを続けていては誰にとっても良くないだろう」

ボッタスはマレーシアでの予選を5番手で終えたが、キミ・ライコネン(フェラーリ)が決勝のスターティンググリッドにつくことができなかったため、実質4番手からスタートした。良いスタートを決め、最初のコーナーまでに2番手へ浮上しかけたボッタスだったが、やがてペースに苦しみ、ダニエル・リカルド(レッドブル)を後方に封じ込めておくことはできなかった。

「メカニカルな面では、僕たちは2台とも同一のセットアップだった。だから、唯一の違いは空力パーツだけだったんだ」とボッタスは述べた。「特にフロントエンドに苦労していたんだけど、そんなケースは今年これまで全くなかった。コーナーの途中でクルマをターンさせるのが難しくなってしまっていた」

「僕はトレッド表面を簡単にオーバーヒートさせてしまいがちで、それでタイヤのバルク温度に対してトレッド温度がかけ離れすぎてしまうと、かなりのグリップが失われてしまうんだ」

「それに、高速コーナーでは4輪全てがスライドしていた。もっと速く走ろうとするとさらにスライドしてしまい、余計にタイヤ温度に苦しんでしまっていた」

ボッタスはこの苦境を脱却することを望んでおり、もしそれができなければ極めて厄介な状況になりはじめるかもしれない。

「このスポーツは精神状態においてデリケートなんだ」とボッタスは述べた。「おかしな話に聞こえるかもしれないけれど、F1は精神面がものすごく影響するスポーツだし、最速になりたければ精神的に完全に乗れていなきゃいけない」

「マシンに乗り込む時に100%の状態でないのは、決して良いことじゃない」

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