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気を緩めるべきではないと警告するウォルフ

Kohei Saito
2017年9月18日 « 今季初入賞のパーマー、長すぎた春 | リカルドのリタイアを危惧していたレッドブル »
© Mirko Stange/Sutton Images
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メルセデスはシンガポールGPでF1の両選手権制覇に向けて弾みとなる目覚ましい逆転劇を成し遂げたが、クリスチャン・トト・ウォルフは現状に満足すべきではないと語る。

ダメージの最小化がメルセデスの目標になると考えられていたシンガポールGPは1周目でポールシッターのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が相棒のキミ・ライコネンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触する事故が起き、メルセデスにとっては願ってもない展開へと一変した。この好機を利用して優勝を飾ったルイス・ハミルトンはドライバーズ選手権のベッテルに対するリードを28点差に広げ、さらに僚友バルテリ・ボッタスが3位に入ったことでメルセデスがコンストラクターズ選手権のリードを102点に広げている。

今季残り6戦の舞台となるサーキットは大半がメルセデス向きだと言われる中、シンガポールGPの結果は選手権における重要な転換点になったと言えるかもしれない。しかし、チームを率いるウォルフは決して浮かれていない。

「われわれに失敗は許されない」とウォルフはレース終了後に語った。「しかし、フェラーリの立場にしてみれば、28点差をつけられるのは明らかに快適ではないだろう。つまり、見方はさまざまあるだろうが、私の見解、そして過去数年に渡ってわれわれが取り組んできたやり方から言うと、とにかく継続し、仕事をやり遂げるしかない。お祝いの時間はそれを達成した時にたくさん取れる」

ハミルトンは今年、シンガポール前のイタリアGPで逆転するまでずっとチャンピオンシップでベッテルの背中を追いかける立場だったが、ウォルフはハミルトンが十分なアドバンテージを得た現在でも、彼が今シーズン残りの各レースに向けた取り組みを変化させるとは考えていない。

選手権での28点リードがハミルトンにどのような心理的影響をもたらすのかと問われたウォルフは「彼に直接尋ねるべき質問だと思うが、彼は手を緩めないだろうと私は考えている。彼はこのまま続ける必要があると考えているはずだ。油断すべきではない。6レースが残っている今、獲得できる最大のポイントは6x25点だが、リードがないよりは28点でもあった方がいい」

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