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フェラーリは本来のペースを発揮していなかったとウォルフ

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2017年8月13日 « 勝機は細部に宿るとライコネン | ハースF1、フェラーリ&ザウバーの提携は影響なし »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ハンガリーGPのフェラーリはパフォーマンスでメルセデスを上回り、1-2フィニッシュを飾ったにもかかわらず、"本当のペース"を見せてはいなかったとクリスチャン・トト・ウォルフは確信している。

予選でフロントローを独占し、フェラーリは今季2度目の1-2をハンガリーで決めた。チャンピオンシップリーダーのセバスチャン・ベッテルがチームメイトのキミ・ライコネンを従えてゴールし、タイトル争いの点差を14ポイントに広げて夏休みを迎えた。

ベッテルはレース中にステアリングトラブルに苦しんでおり、時にペースを欠いていたように見える。しかし、ライコネンと後続のメルセデスから終盤はプレッシャーをかけられながらも先頭に踏みとどまり、2017年の4勝目を挙げた。ライコネンはちょうど後ろから援護射撃をした格好だった。ウォルフはベッテルの抱えていた問題によってフェラーリの真のレースペースが隠されていたと考えている。

「彼らのペースが見えていたとは思わない。セバスチャンのマシンはステアリングが左に傾き、明らかにダメージを負っていた。さらに、セバスチャンがピットに入り、フリーエアになった時のキミはとても速いセクタータイムを出していた」

「彼らが(ベッテルを)ステイアウトさせていたら、(ライコネンが)オーバーテイクしていただろう。また、ベッテルが新しいタイヤで急激に追い上げていたにもかかわらず、私はアロンソがレースの最速タイムを出したと耳にしたので、やはりあれはフェラーリの真のペースではなかったのだと思う。マシンにダメージがあったんだ」

メルセデスはレース終盤、ルイス・ハミルトンをフェラーリペアに挑ませるためにドライバーの順位を入れ替えており、もし成功しなかった場合は元に戻すという事前の取り決め通りにファイナルラップで両者を入れ替えさせた。これについてウォルフは"喜べる立場にない"と述べている。後々タイトル争いに影響するかもしれないことを考えると、それはチームにとって過去5年間で最も難しい決断だったと彼は認めた。

夏休み後、メルセデスがドライバーズ選手権におけるアプローチを変える可能性はあるかとの問いに、ウォルフはこう答えた。「われわれはこのやり方で6つのチャンピオンシップに勝利してきた。そしてこれからも多くのチャンピオンシップに勝ち続けるだろう。今回は3ポイントを失ったことになり、場合によってはチャンピオンシップに響くかもしれない」

「そのことは十二分に熟知している。これがわれわれのドライバーとチームのやり方なんだ。有言実行を貫く。その結果、もしチャンピオンシップを失ったとしたら、それを受け止める。だが長期的にはこのアプローチによってこれからもっと多くのレースとチャンピオンシップで勝つことになるはずだ。やり方を変えるつもりはない」

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