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ボッタスに同じことを返しただけとハミルトン

M.S.
2017年8月1日 « 話し合いで決着をつけたレッドブルコンビ | ハンガリーでインシーズンテストがスタート »
© Mark Sutton/Sutton Images
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メルセデスのルイス・ハミルトンはチームとバルテリ・ボッタスへの敬意がハンガリーGPのファイナルラップで僚友にポジションを戻すという決断につながったと語っている。

レースの第2スティントでメルセデスのピットウオールは断続的なデータ喪失に見舞われた。ラップリーダーのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がステアリングのトラブルに見舞われる中、ハミルトンはフェラーリを攻撃できるようボッタスの前に出ることをチームに要請。これがようやくチームに通り、46周目にボッタスからポジションを譲られた後、ハミルトンはチームメイトの後ろでペースを落としているキミ・ライコネンのフェラーリマシンをオーバーテイクできなければボッタスを前に戻すと伝えていた。

ライコネンに迫りながらも狭いハンガロリンクでオーバーテイクしかねたハミルトンは、2人の後ろから接近していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抑えつつ最終ラップで約束通りボッタスに位置を戻している。ボッタスが自分のためにしてくれたことを考えれば、ポジションを戻したのは自身の仕事のルーティンのようなものだというのがハミルトンの意見だ。

「バルテリと僕は互いをすごく尊重している。チームが彼に仕事を頼み、彼がそれをやってくれたように、僕の方でも同じことをしたってこと。僕も同じルールに従っている。チームのためにやったことなんだ」とハミルトンは語った。

レース後、ハミルトンは最終コーナーでボッタスを前に出すという決断を下す上で、理屈ではなく心の声に従ったと話している。

「僕の方が速く、このレースに勝てるチャンスがあるから行かせてくれ、というのが僕の思考プロセス。そのチャンスを与えてくれなければ、チームがポイントを獲得する可能性がただすり減るだけなんだ。もし引き離せなければ戻そうっていうのが僕の考えだった。自分のポジションを維持していたらとも考えたよ。そうするだけの理由はいろいろあった。バックマーカーのリスクがあったし、彼を行かせるのが遅すぎるというリスクも。チャンピオンシップ争いをしているときには、無用のリスクさ」

「彼は7秒後方にいて、その後ろにはレッドブル。僕もまわりをバックマーカーに囲まれていたから少しリスキーだったけれど、様子をみて何とかバランスを取ったんだ」

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