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クレイジーなベッテルの行為は理解できないとラウダ

M.S.
2017年6月26日 « ハミルトンの正当性はデータで証明済みとウォルフ | ベッテルの暴挙は驚きではないとハミルトン »
© Manuel Goria/Sutton Images
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メルセデス非常勤会長のニキ・ラウダはアゼルバイジャンGPで同チームのルイス・ハミルトンに並びかけたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のドライブを"クレイジー"で"興奮"したものだったと評した。

ハミルトン車の横に並んだ上、そちらに向かって進路を取ったベッテルは、この走りによって10秒のストップ・アンド・ゴーペナルティと3ポイントのペナルティポイントを科され、1戦の出走停止処分に近づいている(1年の累積が12ポイントで同措置、ベッテルの累積は現在9ポイント)。ベッテルはレースリーダーのハミルトンがセーフティカー解除後のリスタートに向けてブレーキテストをしていたとしてそのドライビングに異議を唱えていたものの、スチュワードがメルセデスのデータを確認したところ、ブレーキテストは行われていなかった。

ラウダはこの一件について、ベッテルらしからぬインシデントだったと話している。

「ベッテルはきちんとした男だ。普段はね。今回のことは理解できない。彼はクレイジーだった」

このインシデントによってベッテルの評判が傷ついたか問われ、ラウダは「確かに・・・奇妙だ。彼は興奮しきっていた」と答えた。

ベッテルの振る舞いはセーフティカー先導中の出来事だったために寛大な処分を受けたとラウダは考えている。

「スチュワードはレフリーのようなものであり、誰も批判することはできない。しかし、今回の振る舞いは最悪の類だと思うので、彼らはもっと厳しく対処することができたはずだ。誰かをオーバーテイクしてミスでぶつかってしまったなら仕方ないが、このインシデントはレースがスローになっていた際に意図的になされたものだ」

データによってハミルトンがブレーキテストを行っていないことが証明されたことから、ラウダは2件のインシデント双方の責任がベッテルにあると考えている。2件のインシデントとはすなわち、当初の接触と、ベッテルによるハミルトンへの右からの一撃だ。

「自分自身をコントロールしなければならないし、ああいったことをやってはいけない。最初に彼は(ハミルトンの)後部にぶつけられたことを怒っていたが、これも彼の責任であってルイスが悪いのではない。したがって、彼がその後にやったことも理解できない。彼は自分のマシンやルイスのマシンにダメージを与えていたかもしれないし、そのせいでリタイアする可能性もあった。だからこそ、彼がなぜそういったリスクを取ったのか私には理解できない」

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