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サスペンション論争は「よくあること」とメルセデス

M.S.
2017年2月24日 « データ共有、SNS活用についてのハミルトンの見解 | 「勝つ気がないなら出てこない」とボッタス »
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メルセデスはサスペンションシステムのレギュレーションが2016年から全く変わっていないという事実を強調し、議論になっている同パーツの"トリック"がFIAによって違法とされる懸念を抱いていないと述べた。

今年始めにこの議論の口火を切ったのがフェラーリで、昨年にメルセデスがパイオニアとなったシステムについて明確化を求める書簡をFIAに送っている。フェラーリが知りたがっているのは、このシステムは同様のハイドロリックサスペンションに適用可能なのか、それとも可動サスペンションシステムを禁じるF1レギュレーションに抵触するのかだ。

2月27日(月)にバルセロナで冬季テストが始まるまでに、FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングが本件について説明することが期待されているものの、フォース・インディアのテクニカルディレクターであるアンドリュー・グリーンはライバルチームのどこかがオーストラリアGPのレーススチュワードに公式な抗議を申し立てるのではないかと見ている。FIAがこのシステムを禁じるか、抗議が受けいれられるかすれば、2017年のマシン開発を進めようとしているメルセデスにとっては問題が生じる。しかし、同チームのエンジニアリングディレクターであるアルド・コスタには、この状況に対して特に構えている様子はない。

「昨年から今年でサスペンションに関するルールは変わっていない」とコスタはメルセデスW08発表の場で語った。

「したがって、昨年に合法だったものは今年も合法。そこに何の違いもない。FIAに明確化を求めているチームが一つあるというだけだ」

「テクニカルディレクターたちといくつかのチームがFIAと共に行った、テクニカルレギュレーションについてのミーティングで議論された。一部のチームが頂いた疑念についてさらなる明確化をするのはFIAだ。それ以外に何もない。変化はないし、昨年にどう受け止められていたかやチャーリーによる明確化、そしていくつかのチームが共に疑念を示しているものについて、われわれに問題はない」

メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフもコスタと同様の姿勢を示しており、現レギュレーションで何が許容され、何がそうではないかについて疑いを抱いていないと述べている。

「TRM(テクニカル・レギュレーション・ミーティング)でサスペンションと合法性についての話し合いがあった。メルセデスについて言えば、私は深く自信を抱いており、この状況に満足している。われわれはルールを理解しており、何が許容され、何がそうではないか知っている。こういったことはシーズンの始めにはよくあることだと思うし、われわれにとって心配すべきようなことではない」

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