Mercedes

/ News

  • メルセデス

ハミルトンの戦術に一定の理解を示すロズベルグ

Jim
2016年11月28日 « 王者になるには多少の運が必要とケケ | 「僕だって同じことをしたはず」とフェルスタッペン »
© Martini/Sutton
拡大

メルセデスのニコ・ロズベルグは27日(日)に行われたアブダビGPでペースダウンしたチームメイトのルイス・ハミルトンによって後続車に追い抜かれることは想定していなかったと明かした。

レース終盤、ラップリーダーだったハミルトンは2番手を走っていたロズベルグが後続のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)からプレッシャーを受けるようペースを落として走行。ロズベルグが4位に後退していればハミルトンがタイトルを勝ち取っていたことになるが、ロズベルグはハミルトンの0.4秒後ろ、ベッテルの0.4秒前で2位フィニッシュを果たしている。

「そんなことは考えていなかったさ。もしかすると、ちょっと考えが甘かったかもしれないけど、でもそうなるとは思っていなかった」と語ったロズベルグ。

ペースアップを命じるピットウオールの指示を再三にわたって無視し続け、チャンピオン獲得に固執したハミルトンの戦略に対し、メルセデスはまだどのような措置を取るか決めていない。ハミルトンのドライビングがロズベルグのタイトルに影響を及ぼしていた可能性はあるにせよ、新王者ロズベルグ自身はチームメイトの行動に理解を示している。

「シーズンを通して取り組んできたやり方があって、そのレースだろうとそれは変わらないから、チーム側の考えを理解するのはとても簡単なことだし、議論する必要があるとは思わない。でも同時に、ルイス側のことも理解できる。僕たちはドライバーとしてコース上で競い合っているんだから、彼が何か仕掛けたがったとしてもそれは理解できること。とにかく終わったことだし、議論の必要はないと思っている」

ロズベルグとしてはベッテルにポジションを譲り、ハミルトンにプレッシャーをかけさせる方法もあった。しかし、フェルスタッペンにアドバンテージを与える恐れのある道を取りたくはなかったとロズベルグは言う。

「後ろにセバスチャン・ベッテルがいたから、2位を守りたかった。接触を避けるためにポジションをひとつ落としたとしても、フェルスタッペンが真後ろにいたのは分かっていたから、彼に対してもチャンスを与えるようなことはしたくなかったんだ」

また、ロズベルグはハミルトンが減速して走っていたとはいえ、ハミルトンを追い抜く術はなかったとも認めている。

「できなかった。何度かトライはしたんだ。でも、ルイスは本当にうまく走っていた。ターン21から最初のセクターにかけて、それから第2セクターの中盤に向けても全開でプッシュしていた。そこがオーバーテイクのチャンスだったから、十分に近づけたことは一度もない」

「彼が乗っていたのは僕と同じマシンだからね。高速コーナーで抜く方法はまったくなかったし、オーバーテイクができない次のパートでバックオフしていたから、僕にとっては追い抜く方法がなかった」

© ESPN Sports Media Ltd.