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2人は「スポーツマンらしさ」の意味を理解しているとウォルフ

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2016年11月27日 « 4番手に満足すべきとライコネン | スピードは今も十分だと証明できたとマッサ »
© Mark Sutton/Sutton Images
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メルセデスのピットウオールはタイトル争いに影響を与えないように最大限の配慮をするとクリスチャン・トト・ウォルフはいい、それと引き換えにドライバーたちの方もチームのルールズ・オブ・エンゲージメント(交戦規則)を守ってくれると信じている。

日曜日に一対一のチャンピオンシップ決戦に臨むニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトン。圧倒的に有利なのは12ポイントのリードを持つロズベルグだ。後ろにロズベルグを従えてポールポジションからスタートするハミルトンだが、このまま勝ったとしてもタイトル防衛にはロズベルグが4位以下になることを祈るしかない。

チームメイトにプレッシャーをかけるため、ハミルトンがわざとペースを抑えてロズベルグを後続勢に近づけるという戦略も存在するが、自分たちのドライバーは"スポーツマンらしく"振る舞うとウォルフは信じているという。

「以前にもそうしたコメントは聞いた」と彼は述べた。「われわれは最終戦に干渉できないし、今までもレースをさせてきた。われわれの考えるスポーツマンらしさが何なのかは2人とも理解している。明日は大きなものが懸かっており、ドライバーズチャンピオンシップの勝敗が決する時だ」

「どちらもあらゆる可能性について考えていることだろう。われわれがスポーツマンらしからぬドライビングとみなす一線を踏み越えない限りは問題ない。彼らの好きなようにレースをさせるべきだと思う」

「明日のリザルトを操作したくはないんだ。それはタイトル決戦としてふさわしくないし、この数年間われわれが築き上げたことを全てひっくり返すことになる。ドライバーたちは偉大なスポーツマンだ。一線を踏み越えることが何を意味するか、大論争が巻き起こすことになると知っている。だから私はチームのため、チームスピリットとファンの名誉に賭けて、問題は起きないと信じているんだ」

コース上での一騎打ちにできる限り影響を与えないようメルセデスは細心の注意を払うとウォルフはいう。

「われわれチームにとっては難しい状況だよ。どちらが勝とうとメルセデスドライバーなのだから、われわれはとても恵まれた立場だといわれるかもしれない。だが事実は、この3年間というものわれわれはずっとニュートラルであろうとしてきた。これまでもずっと、彼らが必要とするサポートを提供し、過剰な干渉や管理を避けてコース上で戦わせようと努力してきた。明日は難しいよ」

「われわれは今日と同じように彼らに速いマシンを与えなければならない。明日は信頼性あるマシンを与え、どちらにも正しい戦略を与えなければならない。レッドブルが違う戦略を選んだこと、フェラーリのペースも厄介だ。われわれの一番の目的はドライバーズチャンピオンシップへの干渉を最小限にし、ドライバーたちをコース上で戦わせることだ」

レッドブルの存在はどれほど気になるかと尋ねるとウォルフはこう付け加えた。「彼らは1台だけスーパーソフトにしてくると予想していた。両方とは思わなかったよ。興味深い。われわれの逆を行く戦略だが、最速の戦略ではない。われわれのアルゴリズムはウルトラソフトの方がいいタイヤだといっている。スーパーソフトとの持ちは数周しか変わらないからね」

「レッドブルは同じ戦略で勝つペースがないからこそ、逆の戦略に賭けたのだろう。彼らとフェラーリのペースは同じくらい気掛かりだよ。われわれの目的は2人をコース上で戦わせること。ライトが消えた瞬間に大事なのはそれだけだ」

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