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ブラウン、メルセデス離脱の真相を語る

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2016年10月19日 « ハース、予想もつかない初めてのホームレース | マリオ・アンドレッティ、ハースに米人ドライバーを熱望 »
© Sutton Images
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ロス・ブラウンが2013年末でメルセデスを去ったのは、ニキ・ラウダとクリスチャン・トト・ウォルフのことをどうしても信用できなかったからだという。

ブラウンはタイトルを獲得した自身のチーム、ブラウンGPが2010年シーズンを前にメルセデスに買収された後も代表としてチームに残った。その後も4シーズンにわたって舵を取り、彼らが競争力を取り戻すための編成を手伝った。ルイス・ハミルトンをマクラーレンから引き抜く際にも重要な役割を果たしている。

しかし、彼は2013年末でその役割を退いており、それを決断することになったのは、当時チームのマネジメントに加えられた非常勤会長のラウダとウォルフとの関係が理由だったと告白している。

「メルセデスで何があったのかということについては、信用できない人々を次々と押しつけられたんだよ」とブラウンは新たに発売される著書『Total Competition(トータル・コンペティション:原題)』の中で述べている。「彼らが何をしようとしているのか、私には最後まで理解できなかった。ニキが私に何かを言っても、他では違うことを言っていると耳に入ってくるような状況でね」

ブラウンはまた、ウォルフと元F1チーム代表コリン・コレスとの間に持ち上がった脅迫スキャンダルについて振り返る。ウォルフがコレスに対し、ブラウンを中傷するような言葉を発していたことが後に"半公開"された。

「彼は私が金の上にあぐらをかいていると言ったんだ。私が大金を手に入れ、もはやチームに興味を失い、モチベーションもなく、あれもしない、これもしないと言ったそうだよ。チームには新しい推進力が必要だのと言っていた。彼はまだチームに来たばかりで上層部の注目がうれしかったのだろう」

「私が理解する限りでは、上層部は彼にこう言ったようだ。"何らかの理由があってこのチームは機能していない。君は賢いビジネスマンだ。ウィリアムズのことをよく知っている。チームに行って何がおかしいのかをわれわれに教えてくれないか?"と。きっとコレスを相手に報告の内面的なリハーサルでもしていたのだろうね」

さらに、2013年にパディ・ロウが技術部門の代表として雇用されたことも両者との関係をさらに悪化させることになったという。

「つまり、私は最終的に信頼できると感じられない人々と仕事をしなければならなくなっていたんだ。すでに彼らのアプローチが私を落胆させていたチーム内の人々とね」

「そして、2013年の初めに、私はパディ・ロウの加入が決まったことを知った。シュツットガルトで契約が交わされていたんだ。トトとニキに問いただしたら、彼らは互いに責任を押しつけ合った。私は徹底的に話し合おうと思って2人に会ったんだ。そうしたら彼らはお互いを指さしていたよ・・・」

ブラウンとアダム・パーによる共同著書『Total Competition: Lessons in strategy from Formula One』は『Simon & Schuster(サイモン&シュスター)』社から11月3日(木)に発売される。

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