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ハミルトン、新たに8基目のTCとMGU-Hを投入

Jim
2016年8月27日 « リードを保つのは厳しいとハミルトン | 予選ですでに始まっていたタイヤ戦略 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ベルギーGP土曜フリー走行に先だってさらなるパワーユニットの交換を敢行したメルセデスのルイス・ハミルトンは合計で55のグリッド降格処分を受けることになる。

今季序盤にターボチャージャーとMGU-Hが2度に渡って故障したハミルトンはシーズン後半戦のいずれかのレースでペナルティを受ける可能性があった。メルセデスはその場所としてエンジンをアップデートして臨むベルギーGPを選び、新スペックのストックを作れるよう戦略を立てた。レギュレーションではドライバー1人あたり1年間で5基のパワーユニット使用が認められている。

メルセデスは初日と2日目を通して実施された3回のフリー走行すべてでハミルトンのパワーユニットのコンポーネントを交換し、残りのレースを見据えた準備に励んだ。土曜フリー走行では8基目のターボチャージャーとMGU-Hを搭載、内燃機関(ICE)とMGU-Kは6基目を投入している。

エンジン交換によるペナルティについては複雑なレギュレーションが定められており、合計55グリッド降格処分を受けるハミルトンは今のところ最後列、最下位からレースをスタートさせる予定。同じ最後列ながらひとつ前のグリッドには同様にエンジンコンポーネントを交換して35グリッド降格ペナルティを受けたマクラーレンのフェルナンド・アロンソが並ぶ見込みだ。

また、レースに向けてフレッシュなタイヤを温存するため、ハミルトンは予選Q1のみに参加し、以降は走行しない可能性が高い。

厳しい戦いを強いられるとはいえ、ハミルトンがチャンピオンシップのダメージを最小限に抑えるには決勝レースでできる限りポジションを上げなければならない。さもなければ、普段通りに予選とレースを戦うチームメイトでライバルのニコ・ロズベルグにリードを奪われる可能性がある。ハミルトンはスパ・フランコルシャンの追い抜きチャンスを「7回か8回くらい」と見ているが、下位グループは別として、競争力の高いマシンとの対決となればレ・コーム以外でオーバーテイクを成功させるのは難しいだろうと述べた。

「日曜日はターン1(ラ・スルス)でオーバーテイクのチャンスがあるかもしれない。でも、もしかしたら、そこでは誰も追い抜かないかも。ロングストレートが待っているから、ターン5(レ・コーム)だけに的を絞る人が多い気がする」

「前にいるマシンが苦戦していれば他にも追い抜ける場所があるだろうけど、上位にいけばいくほど難しくなる。オーバーテイクにそれほど向いているサーキットではないと僕は思っている」

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