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介入のないレース続行を望むハミルトン

M.S.
2016年7月4日 « ウェーレイン、最後尾から"驚異的な"10位入賞 | 同士打ちはロズベルグの契約交渉に影響せず »
© Martini/Sutton
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オーストリアGPでまたも僚友ニコ・ロズベルグと接触したルイス・ハミルトンは、メルセデスがチームオーダーの必要性を感じないことを願っている。

同レースの終盤、ロズベルグにハミルトンが続く形で1-2態勢を築いていたメルセデスだが、ファイナルラップの最終コーナーでアウトサイドからロズベルグにオーバーテイクを仕掛けたハミルトンが押し出されて膨らんだ。ハミルトンが内側に戻ってきたところにロズベルグが前進し、2人は接触。壊れたフロントウイングで最後まで走り切ったロズベルグはポジションを4位に落としている。

レース後、チームのトップであるクリスチャン・トト・ウォルフは事態が繰り返すのを避けるために、イギリスGPまでにチームオーダーについて熟考することになるだろうと語っていた。これに対し、ハミルトンは次のように話している。

「(それを聞いて)ガッカリしたとは言わないよ。相当のことじゃなければ、僕は気落ちしたりなんてしない。でも、レースしたいな。僕はレースすることや、F1にたどり着いて最高のレースをすること、他の人をドライブで上回ってベストになることを望みながら育った」

「彼らは何年も前のマイケル(シューマッハ)とバリチェロ(2人がポジションを入れ替えた2002年オーストリアGP)の再現を見せていたかもしれない。あの時、僕はファンとしてガッカリしたし、僕らはそういうチームオーダーが起こるのをもう絶対見たくない」

「トトとニキ(ラウダ)がここ3年にわたって僕らがレースすることを許してきたのが素晴らしいし、レースってそうあるものでしょ。いつも空が晴れ渡ってパーフェクトというわけにはいかないけれど、それがモーターレース。フォーミュラ・フォードやフォーミュラ・ルノー、そしてすべてのカテゴリーの全エンジニアとメカニックが、良い面も悪い面も目にしてそういうことが起こり得るって分かっている」

「僕らは時速200km以上でドライブしている。ずっとドライブしていて、僕らに絶対に問題が起こらないなんて思うもの? そんなわけないよね。だから、僕は状況が変わらないことを願っているし、レースが続けられるといいな。それが、このスポーツへの愛情から来る、僕の率直な意見」

ハミルトンはどちらのせいかという議論が始まらないことを望む一方、自身はロズベルグに十分なスペースを残したと明言している。

「本当に、何て言っていいか分からない。深入りするようなものじゃないんだ。接触するために出て行ったわけじゃない。今日、皆が見たように僕は白線の中でできるだけワイドに走ったから、かなりスペースを残していた。3台は僕のインサイドに来られたと思うよ・・・。チームのボスたちやチームとしては、もちろん1位と2位でフィニッシュしたいし、それが僕らの目標。それは僕のゴールであり、当然その1-2の前の方にいたい」

「でも、一定の状況では今日の僕らのようなことになるし、これからたくさんのレースがあって、僕らはレースを続けていくつもり。ワールドチャンピオンシップを懸けて戦っているからバトルを続けるつもりだし、こういう経験を通して今年これまでに経験したより多くないように、というかもっと少なくできればいいな。彼らが警告しただけで、僕らがこれからもレースを継続できることを願っている」

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