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ハミルトン、気をとられて「危険だった」

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2016年6月20日 « ハミルトンとチームの歯がゆい無線通信 | アロンソ、無線規制は「意味がない」 »
© Goria/Sutton
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レース中に発生したエンジンセッティングの問題を直そうとしてステアリングホイールのスイッチに気をとられたまま走り続けたことは"危険"だったとルイス・ハミルトンが訴えている。

エンジンパワーが低下したハミルトンはチームメイトのニコ・ロズベルグに対して1周2秒ものタイムを失っていた。彼は走行中にステアリングのスイッチを変えることで問題修正を試みた。今年は無線での指示が厳しく規制されているため、メルセデスのピットウオールはハミルトンのパワーユニットを正しいセッティングに戻す方法を直接伝えることができず、彼は手探りの状態で自ら答えを見つけ出すしかなかった。

ある段階でハミルトンはチームにこう言い放っている。「何なのこれ、最悪なんだけど。何で。違うポジションになっているスイッチを見つけようと思って、5秒ごとに必死にダッシュボードを見ている」

ただでさえチャレンジングなバクーの市街地コースを走りながら正しいセッティングを探すという状況について、ワールドチャンピオンはこう語った。「危険だったよ」

「ラップの大半で、ストレートにいる時も僕はステアリング見て走り続けていた。スイッチの1つがおかしいか、位置が間違っているとしか教えてもらえないから、一個一個スイッチを確認していったんだ。自分がバカなんだろうか、何か間違ったことをしたんだろうか? って思ったよ。でも、そうじゃなかった」

「何回も見直した。全てのスイッチを確認したけど、どこもおかしなところはなかった」

実は、ハミルトンとロズベルグのマシンはレース中に一時、同じように間違ったセッティングになっていたという。しかし、ロズベルグは半周で問題を修正し終えている――序盤に行ったセッティング変更がヒントとなったようだ。一方、ハミルトンがそれを修正できたのは42周目になってからだった。

「何が問題なのか分からなくて、自分がエンジンに何かしてしまったのかどうかも不明だった。チームが何かスイッチを入れた状態からスタートしたから、最初からその状態だったんだ。途中でスイッチを切ってみたけど、何も変わらず、また入れてみたけど、それでも変わらなかった」

「それで最終的にはまた切ってみたんだけど、そうしたら10周後にエンジンパワーが戻ってきたんだ。ただその段階でエンジニアから残り9周しかないって言われたから、後はエンジンをセーブしたよ」

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