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カナダの一件は成り行きに任せるとウォルフ

Jim
2016年6月13日 « リカルド、レースデーの改善を切に願う | 不振の理由を語るライコネン »
© Mark Sutton/Sutton Images
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メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフはカナダGP決勝レースのオープニングラップでルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのホイールが接触したことを受け、接触回避はドライバーの肩にかかっていると述べた。

出だしにつまずいたハミルトンはターン1でフェラーリのセバスチャン・ベッテルに追い抜かれ、さらにチームメイトのロズベルグからもプレッシャーを受けていた。ロズベルグはアウト側からハミルトンを抜こうとしたものの、ワイドに膨らみ2台が軽く接触、ロズベルグはランオフエリアに逃げ込まざるを得なくなった。

この結果、ロズベルグは9番手に後退し、ハミルトンはベッテルの後ろでしばらく引っかかりながらも最終的には優勝を果たしている。2戦前のスペインGPではメルセデスコンビが同士打ちの末にダブルリタイアを喫しており、ウォルフはカナダの競い合いが"ハード"だったと明かす一方でドライバーたちに競争させるチームのポリシーを変えるつもりはないと主張。

「アウト側からあの状況にどれだけ対応できたか、それが問題だ。カナダのターン1は難しく、コンクリートのランオフエリアがある。あそこにウオールがあるなら、きっとディスカッションもしないだろう。その場合はインサイドにいる方がラインを決める」

「ハードな動きだった。ルイスはアンダーステアを抱えていたと言っていた。チームの観点から言えば、1番手と2番手でスタートしてターン1を抜けたら2番手と9番手になっているなど喜ばしいことではない。とはいえ、まるでデジャブを見ている気分だ。毎レース、こんな風な議論をしている気がするよ・・・」

とどのつまり、今回の接触はハミルトンの出だしのつまずきに端を発しており、ターン1にかけてベッテルとロズベルグの攻撃を受けるに至っている。遅い発進はクラッチのオーバーヒートが原因だったようで、ウォルフはフェラーリに比べてスタートが遅い理由を調査するつもりだと明かした。

「まず、スタートがより予測不能になるようにルールが定められており、過去のレースでは何度も最高に素晴らしいスタートを決めている。今回はダメだったが、理由については分析しなければならない。タイヤの温度が足りなかったからなのか、フェラーリがただただ良いスタートを決めただけでわれわれはそれを受け入れるほかないだけなのか」

「今日の場合はクラッチがスリップして100%な状態でなかったにすぎないと考えている。フェラーリの出だしが素晴らしいように思ったので、もしかするとそういうことだったのかもしれない。とにかく調べてみなければ」

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