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メルセデス、2台とも燃料圧のトラブル発生

Me / Jim
2016年5月29日 « トラフィックにはまったグロージャン | モナコでの初予選に満足するハリアント »
© Keith Sutton/Sutton Images
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28日(土)に実施されたシーズン第6戦モナコGP予選でメルセデスのニコ・ロズベルグが2番手に入り、ルイス・ハミルトンはQ3でトラブルに見舞われながらも3番手に続いた。

2台そろってQ3に進出したメルセデス勢だが、ハミルトンはQ3スタート直後にエンジントラブルに見舞われ、いったんガレージに戻ってからラスト6分でタイムアタックを開始。タイヤの熱入れに数周を費やして挑んだ最後のアタックラップで一発勝負をかけたが、上位2台には及ばず3番手だった。

土曜フリー走行ではハミルトンとロズベルグがそれぞれ2番手と3番手タイムをマークしている。

ルイス・ハミルトン

「今は言葉を見つけるのが難しい。僕は今日コース上で最速だったのに――Q3のスタートで起きたトラブルでそのペースを生かすことができなかった。与えられたラップでベストを尽くしたし、それには本当に満足している。最後のアタックはバンカーラップになるはずのものだったから、10番手だったかもしれないものが3番手からスタートできるのは救いだね。レッドブルはダニエルにスーパーソフトを履かせるという奇策を講じてきた。それがどう展開するかは分からない――コンパウンドは似通っているから、スタートで僕らのウルトラソフトが有利になるとは思わないな。ダニエルが先にターン1に入ったら、彼はマシンをできるだけワイドに見せて、タイヤを持たせ、そこに居座ろうとするだろう。その後ろで火花を散らす僕らはどんどんタイヤを傷めることになる。ここでのオーバーテイクはほぼ不可能だ。最も柔らかいタイヤでもかなり硬いから、ドライのままなら楽に1ストップでいけるだろう。ますますタフだよ。雨で少し混乱が起きるといいかもね。前に僕がここで3番手からスタートしたのは2008年で、その時はレースに勝ったんだ。スタート前は始まる前からもうチャンスはないと思っていたんだけど、最後は素晴らしいレースになったから、見てみよう。どんなことでも起こり得る」

ニコ・ロズベルグ

「ダニエル(リカルド/レッドブル)がQ3で最初のタイムを出した時は本当に驚いた。"ちくしょう、何て速いんだ!"って思ったよ。それを超えようと僕もベストを尽くして、少し近づけたけど――それでもポールには十分じゃなかった。レッドブルと特にダニエルは今日素晴らしい仕事をしたよ。初めてのポールポジションおめでとう――ここモナコで獲得するなんて、スペシャルな気分だろうね。でも、明日はまだ僕らにもこのレースに勝つチャンスが残っている。ダニエルはスタートが硬めのタイヤでグリップレベルが低いから、僕らはそこでゲインできるといいな。僕が硬めのコンパウンドだった中国では彼にスタートでやられてしまったから――明日はやり返してオーバーテイクしたい。今週末はスタートをたくさん練習してきたから楽しみだよ。この素晴らしいコースでまたレースをするのが待ちきれない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「われわれにとっては厄介なセッションだった。自分たちの力をすべて出しきれなかったのは間違いない。とはいえ、ダニエル(リカルド/レッドブル)のパフォーマンスを称えるべきだ。木曜日も凄まじく速く、今日もまたしかり。初ポールを獲得した彼によくやったと言いたい。Q3まではスムーズなセッションだったが、Q3の最初の走行前に燃料圧に問題が起きた。ニコ(ロズベルグ)に関してはガレージにいた時だったが、そのせいでコースに送り出すのが遅れ、他のマシンと同じタイミングで走り出せなかった。ルイスは(問題が起きたのが)ピットレーンだったため、ストップするように伝え、マシンをリカバーしたのでプログラムを調整せざるを得なくなった。したがって、ルイスはQ3のアタックが一度しかできず、バンカーとなるラップタイムがなかったこともあり、2回のフライングラップを走れるように最後のランを延長している。それらすべてが彼のパフォーマンスに妥協を強いたことを考えれば、3番手の結果はダメージを最小限に抑える上で素晴らしいと言える。ニコは素晴らしい走りで2番手に入った。2回のアタック中にうまく進歩を遂げたとはいえ、結果的にポールには届かず。今はレースに向けて切り替えねば。ドライのまま、リカルドが好発進すれば打ち負かすのが非常に難しくなる。このコースは(スタートの)ポジションがすべてだからね。だが、天気予報が示すように雨が降れば、かなりイベントフルなレースになりそだ。そのアドバンテージを生かすチャンスはあると思っている」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「とてもピリピリとした予選セッションだった。FP3の時から、われわれとレッドブル、フェラーリの接戦になるだろうとは思っていた。そして、実際に3チームのバランスが移り変わる展開となり、Q1ではセバスチャン(ベッテル/フェラーリ)が最速、Q2ではニコとルイス、そして最後のQ3ではダニエルがポールを取った。われわれのプログラムはQ3の出だしまでうまくいっていたのだが、2台ともに燃料圧の問題が発生してしまい、ニコの最初のランが遅れ、さらに不運にもルイスは予定していた2回の走行のうち1回を逃すことになってしまった。最終的には2回のタイムアタックができるだけの燃料を積んでルイスを送り出し、結果として一発勝負となったラップで3番手のポジションにつける見事な走りを見せてくれた。両ドライバーとも素晴らしいパフォーマンスだったので、スムーズなセッションを過ごせていれば、ポールのチャンスもあったのかという疑問が残る。とはいえ、今の焦点は明日のレースだ。簡単にはいかないだろう。それでも、勝利の可能性はまだ残っている。今夜は必死に取り組んで、どこで違いをつけるか考えていく」

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