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メルセデスの同士打ち:ハミルトンの見解

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2016年5月16日 « マグヌッセン、タイム加算で15位に | 苦々しさを押し殺すリカルド »
© Andre/Sutton
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スペインGPのスタート後にチームメイトが遅いエンジンモードに入っていることに気づいたルイス・ハミルトンは、ニコ・ロズベルグにオーバーテイクを試みるしかなかったのだと説明している。

3コーナーの出口でチームメイトをパスしようとしたハミルトンは、ロズベルグもろともオープニングラップで姿を消した。芝に乗り上げたハミルトンがチームメイトを巻き込んでクラッシュしてしまったのだ。2台がそこまで接近することなったのは、ロズベルグのエンジンが誤ったモードに入り、エネルギー回生(もしくはパワー低下)状態になってしまったためだった。彼のパワーは馬力にして160bhp――時速17kmほど低下していたことになる。

クラッシュについてハミルトンは自身の見解を次のように語った。「基本的に僕のスタートは良かったんだ。ターン1でスリップストリームを使われただけで、ターン3では僕の方がニコよりかなり速かった。ニコは間違ったエンジンモードに入っていて、パワーが低下していた。僕はそうじゃなかったから急速に追い付いたんだ。彼の位置取りだとレーシングラインの右に1台分のスペースがあった。差が急激に縮まっていたから僕はスペースの少ない左に行くか、右に行くかを決めなければいけなかった」

「普通ならスペースの大きい内側を選ぶだろう。僕はそうした。飛び込んで、ウイングとホイールの一部は白線の中で彼に並んでいたけど、急にマシンの距離が縮まったんだ。その瞬間、僕は懸命に接触を避けようと芝生の上に飛び出したけど・・・あっという間の出来事だったよ」

ハミルトンがロズベルグのエンジンモードの間違いに気づいたのは、2コーナーと3コーナーで6号車のリアのライトが点滅しているのを見た時だという。それはエンジンが回生中であることを意味する。

「別に驚きはしなかった。パワー低下のライトが見えたけど、その後消えたから、何が起きているのかなんて深く考えなかった。コーナーに向けた勢いは僕の方にあった。彼はパワーが出なくて・・・スイッチを切り替えたけど、100mくらいは反応しない。だから、替えたとしてもすぐに変化はなかったはずだ」

誤ったエンジンモードになってしまった原因についてはメルセデスが調査中だが、スタートを待つ間にロズベルグがボタンを押し忘れたのではないかというのがハミルトンの予想だ。

「指示は禁止されているけど、いろいろと手順があるんだよ。グリッドに止まったら入れるモードは1つしかない――レースモードだ。ニコはフォーメーションラップで使うのと同じモードだったから、グリッドに着いてから切り替えるのを忘れたんじゃないかな」

「でも、ローンチモードは2人とも同じ。ターン3で彼は僕と同じようにローンチモードを解除した。でも、僕がレースモードに切り替わったのに対し、彼は違うものになっていた」

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