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ハミルトンの精神面の成長に目を細めるウォルフ

Jim
2016年4月16日 « 「奇妙な」スピンに驚いたウェーレイン | Q3進出は厳しいとアロンソ »
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メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフは中国で逆境に対応するルイス・ハミルトンの姿はメルセデス加入以来の彼の「びっくりするような」変化を示していると語った。

16日(土)に行われた予選Q1でMGU-Hトラブルに見舞われ、決勝レースを最後尾からスタートすることになったハミルトン。マクラーレンに在籍した若かりし頃は気難しい性格で知られていたが、2013年にメルセデスに移籍して成功を収めるようになってからは精神面での強さに改善が見られている。

最近では派手な私生活が話題に上ることの多いハミルトンだが、ウォルフはハミルトンが自身の真の姿を見いだした証拠だと強調した。

「彼は今最高の場所にいる。彼がチームと過ごした過去3年で性格面ではびっくりするほど成長したと思う。(メルセデス移籍後)2回の世界選手権制覇を成し遂げ、私が思うに、自分自身を見つけたのではないだろうか。しかも想像してみてほしい。自分を批判するすべての人々に対して彼が背負っていたプレッシャーはいかばかりだったか。それにもかかわらず、彼は彼の本能に従い、自分のやり方を貫いており、そしてそれがうまく機能しているようだ。チームにとっても素晴らしいことだね」

「うちには優れたスピリットを持ち、チームとうまく統一し、チームにエネルギーを与えて前進させてくれる、とても競争力の高い2人のドライバーがいる。今日、ああいった状況の後でもまっすぐにガレージに戻り、全員と握手をかわしてちょっとしたサポートを示したルイスの姿を見て、私はあんぐりと口を開けてしまったほどだ」

一方、ウォルフの発言を伝えられたハミルトンはメルセデス移籍後の自身の成長について同意、次のように明かした。

「それをトトの口から聞けるなんてうれしいな。自分がとても尊敬していて、自分の乗る船の大事なパートを担ってくれている人がそう言ってくれたんだね。まだまだ成長の途中。F1に来た頃から、友達には"自分のことを分かっていない"と言われていたんだ。たぶん、自分を探していたのかな・・・。僕は自分の姿に満足しているし、ハッピーだ。それをどうやって説明したらいいのかは分からないけど」

「ポジティブなことなのは間違いない。ネガティブはひとつもない。今年、これまでに目にした以上に良い結果として反映されるよう願っている。もちろん、先進的には少し違っているかもしれない。もっとリラックスしている感じ。幸せじゃないって意味じゃないんだけど、僕は世界選手権を戦っているし、今は(ロズベルグが)どんどん引き離していっている」

中国GPでもニコ・ロズベルグの連勝が続きそうな気配だが、ハミルトンは2016年シーズンのスロースタートをあまり気にしていないと言う。

「まだまだ先はかなり長いから、ストレスに感じすぎる必要はないと思う。1時間前に起きたことにくよくよ悩んだりしなくていい。だって自分にできることなんて何もないから。今やれるのは今後に向けて上げていくこと。まさに今の僕はそこにエネルギーを注いでいる。過去のことにエネルギーは一切使わない。全力で前を向く」

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