Mercedes

/ News

  • 中国GP - メルセデス - 予選

ポールスタートのロズベルグと最後尾のハミルトン

Me / Jim
2016年4月16日 « フォース・インディア、タイヤ脱落の原因調査へ | Q3進出は厳しいとアロンソ »
© Sutton Images
拡大

16日(土)に実施されたシーズン第3戦中国GP予選でメルセデスのニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得した一方、トラブルを抱えたルイス・ハミルトンはQ1敗退を喫した。

ギアボックス交換によって5グリッド降格が決まっていたハミルトンはエンジンに問題が発生したためQ1でタイムを残せず。スチュワードはフリー走行のタイムを鑑みてハミルトンのレース出走を許可している。

ロズベルグとハミルトンは雨に見舞われた土曜フリー走行ではインストレーションラップを数回走っただけでタイムを記録していない。

ルイス・ハミルトン

「もちろん、走れなくてがっかりしているよ。もともとグリッドペナルティが決まっていたから、タフな週末になるのは分かっていた。でも、こういうのは僕らを試すために与えられたものなんだ。簡単な方法なんて誰も望んでいない――少なくとも僕は望まない。今は泥の中かもしれない――けど、はい出してみせるよ。僕らには素晴らしいクルマがあり、チームは素晴らしい仕事をしている。改善できるエリアはあるけど、まだシーズンは序盤だ。きっとうまくいくようになる。誰もあきらめないことが重要なんだ。一番いい対処法はここから学んで前進すること。みんなも僕と同じくらいがっかりしているはず――でも、なるようになるさ。勝つ時も負ける時も僕らは一緒だ。原因を突き止めて、二度と起きないようにしないとね。ポジティブなのは、ここがオーバーテイクできるコースだってことと、クルマが速いことだ。明日までに直って、いいレースができることを願おう。こういうポジションは前にも経験している。2年前のハンガリーでグリッドの後ろからポディウムに上がったんだ。だから、どんなことも可能だよ。タイヤはそれほど持たないから、あのレースほど単純ではないかもしれないけどね。でも、もちろん僕は全力でできるだけ上を目指す。少なくともポイント圏内には入れるだろう。あとはやってみよう。本当に終わるまではまだ終わっていないんだから・・・」

ニコ・ロズベルグ

「今年初ポールだなんて最高だ。いつだってベストはレースを先頭でスタートすることだから、またその機会が得られてすごくうれしい。もちろん、ルイスのクルマが壊れたのは良くないことだし、ポール争いができなくて残念だよ。チームとして調査する必要があるけど、彼はきっと道を切り開いて上がってくるよ。僕はQ3の最初のアタックでは少しミスしてしまったけど、最後のラップはなかなか良かった。でも、キミが最後のラップでミスしているのを考えると今日のギャップはタイムシート上で見えるほど大きくはないと思う。金曜日のフェラーリは僕らと同じレベルだったから、赤いクルマからの大きな挑戦に備えないとね。レースではいくらかサプライズが起きるかも。多様な戦略が考えられるから、戦いはまだまだこれからだよ。でも、クルマのフィーリングはいいから、僕はバトルを楽しみしている」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「今日はとてつもなくほろ苦さを味わった。Q3ではニコがモンスターラップを走った。ラストアタックのためにすべてを温存していた彼は本当に見事なパフォーマンスでポールを獲得している。だが、一方でルイスには申し訳ない。ギアボックスのペナルティですでに苦戦を強いられていたにもかかわらず、予選では一度もタイムを残せずにさらに苦労の壁を高くしてしまった。旧式の予選フォーマットはおもしろかったと思うし、今日は実際にグリッドがばらけている。ダニエル・リカルドがフロントローからのスタートなので彼がいい形でストッパーになってくれればいいね。Q3ではフェラーリドライバーたちの実際のペースを見られなかった。上位勢のタイヤ戦略が違っており、ニコはソフトコンパウンドでスタートするが、周辺のドライバーはスーパーソフトだ。そして、ルイスは後方から猛追を仕掛ける。明日の午後はいろいろと見どころが多くなりそうだ。最初のカギはスタート。今季はこれまでのところ新ルールによってレース毎にいろいろと状況が変わっている。戦略で違いを生むチャンスは多くあるだろうから、レースはかなりアクションが多くなると期待していいだろう」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「かなり波乱の予選セッションだった。最初は安全に安全を期してインターミディエイトタイヤで1周することにしたが、結果として路面はほぼスタートから乾いていたと言えるだろう。コントロールラインのあるストレートの2箇所を除いて。その最初のラップ中、残念なことにルイスのマシンにトラブルが起きてしまい、その後の調査でMGU-Hの故障だったことを特定した。ルイスにとっては残念だったと思う。彼の週末を台無しにしたことを申し訳なく思っている。残る1台のニコは予測不能なQ1のセッションをスーパーソフトで切り抜け、Q2の最初の走行でソフトを使った。ここでソフトを使ったロジックはそう、Q3進出に十分なラップタイムを刻んでくれればそれをレースタイヤに使えるとの考えがあったのだ。彼はそれを見事にやってのけ、明日のレースを思えば上々だ。Q3のニコは最初のアタックでいくつかミスを犯したものの、2回目はファンタスティックなラップをまとめて、その走りにふさわしいポールを獲得している。明日はきっと面白いレースになるだろう。ニコは周辺のドライバーと異なるコンパウンドでスタートするし、ルイスは後方からのスタートになる。今でもわれわれは2台そろって表彰台に上れるとの願いを抱き続けているので、目標はダブル表彰台だ」

© ESPN Sports Media Ltd.