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1周あたり1秒を失っていたハミルトン

M.S.
2016年4月4日 « まだ真のフェラーリではないとロズベルグ | 全戦入賞は可能とハースF1 »
© Gasperotti/Sutton
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メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフは、バーレーンGP決勝のターン1でクラッシュしたルイス・ハミルトンが1周あたり1秒を失っていたと明かした。

スタートで出遅れたハミルトンは最初のコーナーでウィリアムズのバルテリ・ボッタスにサイドから衝突され、右サイドポッドとフロントウイングにダメージを負った。ハミルトンはこの事故で後方に下がり、パフォーマンスにも影響を受けながらも、最終的に3位表彰台まで巻き返している。

メルセデスがレース終盤にハミルトンの最終ピットストップを遅らせた理由について、ウォルフはこう説明した。

「ミディアムがまったく機能しなかったのがレースの興味深い点で、これは予想外だった。ダウンフォースの面でほぼ1秒を失っていたため、ペースが足りないのはすぐに分かり、同じタイヤでキミ(ライコネン/フェラーリ)との差を縮める術はなかった。ゆえに彼をコース上にとどめれば、セーフティカー出動でチャンスが生まれたかもしれなかった。タイムロスをばん回する唯一のチャンスだったので、それに懸けたのだ」

ハミルトンのポールポジションは2戦連続でスタートの失敗で損なわれ、ターン1までの道のりでチームメイトのニコ・ロズベルグに抑えられた。だが、その理由はハミルトンが何らかの問題に直面しているというよりは、単なる不運の問題だとウォルフは予測する。

「単なる確率の問題だ。フォーメーションラップでニコはセカンドギアを選ぶというミスを犯し、アンチストールが働いてしまった。したがって、こういうことはあるものだし、それこそ(スタートの)レギュレーションを変更した目的だ」

セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのフェラーリコンビがオーストラリアでロケットスタートを決めたものの、バーレーンGPではフォーメーションラップでベッテルがエンジントラブルに見舞われ、ライコネンがスタートを失敗。それらによってメルセデスのレース運びはかなり容易になった。レースによってスタートが変わってくるのは何も特別なことではないとウォルフは考えている。

「良いスタートもあれば悪いスタートもある。フェラーリは先週末に見事なスタートを決めたが、今日はキミがうまくいかなった。彼ら(メルセデスドライバー)に何が起こったのかは分析する必要があるが、とりたててスタートが悪かったとは思っておらず、ちょっとしたリアクションタイムの問題だ。ただし、繰り返すが私には分からない」

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