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ロズベルグ、大満足の連勝

Me / Jim
2016年4月4日 « 無得点も「まずまずの週末」とエリクソン | ライコネンが今季初表彰台 »
© Sutton Images
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3日(日)シーズン第2戦バーレーンGP決勝に挑んだメルセデスはニコ・ロズベルグが開幕から2連勝を決め、ポールシッターのルイス・ハミルトンは3位でレースを終えた。

スタートで出遅れたハミルトンはターン1でバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)と接触して後退したものの、すぐにポジションを取り戻して表彰台圏内に復帰。優勝を狙う位置にはつけなかったが、3位表彰台を確保している。

ルイス・ハミルトン

「今日はあまりいいスタートじゃなかった――でも、前回ほど悪くはなかったんだ。2つは全然違う出来事だ――どっちも痛かったけど、今回の方がショックは大きいね! メルボルンではひどいホイールスピンを起こしてしまったけど、今回は加速がうまくいかなかった。それは僕のせいだ。ポールスタートなのに後退してしまったら、すぐに連鎖反応が起きる。誰かに当てられてしまう可能性が高くなり、まさにターン1はその通りになってしまった。それでも僕はここまではい上がり、少なくともポイントを獲得した。ダメージを抑えるという意味では今回も良かったと思う。レースをフィニッシュできない可能性も大きかったんだから、これ以上ポイントを失わずに済んでほっとしている。クルマのダメージが大きすぎて、キミ(ライコネン)にはついていけなかった。ハードに戦い、全力を尽くしたけど――彼をつかまえることはできなかった。だから、最後はセーフティカーに備えてタイヤをセーブするしかなかったんだ。今週末、ここに来てくれたすべてのファンに大きな感謝を伝えたい。ここの応援は本当に素晴らしいよ。みんなに良くしてもらったから、来年戻ってくるのが楽しみだ。次の戦いは中国まで待たなきゃいけない――でも、長年僕との相性がいいコースだから、次こそは運が向いてきてくれることを期待したいな」

ニコ・ロズベルグ

「ワオ、何て週末だ !今の流れすべてがすごく楽しいよ。今日はスタートが僕の勝利の鍵だった――それはレース前に僕らが力を入れていたエリアだったから、本当に最高の瞬間だった。ターン1でリードできたのはありがたかったね、正直な話。背後が大忙しだったのはミラーで見えたから。そのあとはペースをコントロールできて勝利を手にすることができた。戦略的には安全を重視する必要があった。最速の選択肢ではなかったかもしれないけど、セーフティカーのリスクを考慮しなければいなかったんだ。僕にとってはほぼいパーフェクトな週末だ――予選だけはもう少しだけうまくできたけどね。何て素晴らしいシーズンのスタートだろう――こんなすごいクルマを作ってくれたファクトリーのみんなに心からお礼を言いたいな! 中国が楽しみだよ。そこは僕がグランプリで初勝利した場所だから、今はポジティブなエネルギーでいっぱいだ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「まずはニコ、おめでとう。今の彼は絶好調だ。(昨年から続けて)5連勝。今日は何ひとつミスを犯しておらず、クリーンなスタートを決めてターン1もしっかりと通過し、その後のレースは彼のものだった。必要に応じて速く走りつつも、不必要なリスクは決して冒さない。今回もそれに見合った素晴らしい勝利だった。ルイスの方はメルボルンと同じようにオープニングラップで7番手に後退し、そしてまた同様に、誰もが知る彼らしいファイティングスピリットで表彰台にまで巻き返した。今回もスタートでつまずいたが、グリッドのあちこちを見渡しても、新しいルールがそもそもの目的であるスタートにおけるバラつきをもたらしているように思う。スタート後の第1コーナーではかなり楽観しすぎた動きのボッタスにぶつけられ、フロントウイングとフロアに相当激しいダメージを負ったため、全体的なパフォーマンスにひどく影響した。以降はダメージを最小限に抑えることがすべてだったものの、ダメージのあるマシンながらポジションを取り戻しており、それに関してはルイスが本当によくがんばってくれた。ただ、レースの半ばにはライコネンにチャレンジできるほどのペースがないことは明らかだったので、とにかく安全にすべてをやり遂げようとした。まだ21戦あるうちの2レースが終わっただけ。したがって、今はまだ結果に取り立てたトレンドはない。チームとして強力なシーズンスタートを切れたことは満足しているし、チャンスがめぐってくれば当然それをつかんでいく。とはいえ、今日はもしセバスチャン(ベッテル)がレース前にリタイアを強いられていなければ違ったレースになったのは間違いない。だからこそ、地に足をつけて次のレースである中国に向けてプッシュし続けなければならない」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「セバスチャンの離脱、ルイスの第1コーナーのインシデントと、レースはイベントフルなスタートとなった。マシンにはかなりのダメージがあり、とりわけフロアはひどかったが、フロントウイングにも損傷があったので、そんな状態でもルイスが隊列の中でしっかりと戦い、ポジションを取り戻していくに十分なパフォーマンスがあったことに本当に安心した。最初のピットストップでフロントウイングを交換すべきか検討していたものの、それに要する作業時間のロスに見合うだけのダメージではないと判断した。一方、ニコは強力なスタートを決めてキミ(ライコネン)に対する十分なバッファーを築いていけたので、彼に関しては特に報告する問題もなく、分かりやすいレースだった。ルイスはキミに近づこうと必死に戦っており、逆転できないかと考えて、ミディアムタイヤを履き、2ストップ戦略を目指すことで対抗することにした。コンパウンドの性能は遅いにもかかわらず、最初のストップ後はキミとの差を縮められていたので、当初は有望に思えたものの、ミディアムがソフトと同程度のデグラデーションを起こすことが分かり、残念ながら、その戦略を早々に断念せざるを得なかった。そのため、3ストップ戦略に戻したが、当然、フェラーリの存在があったので、今度はニコとその対応をする必要があった。あの時点で3台はすべて同じタイヤを履いており、最後までそのポジションを維持しなければならなかったのだ。ニコが勝利したこと、そしてルイスがダメージを最小限に抑えてしっかりとポイントを勝ち取れたことは素晴らしい。もし最大の悔しさがあるとすれば、(ハミルトンに)一切の責任はなかったにもかかわらず、最高のポールポジションを優勝につなげられなかったことだ」

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