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ブラジルの僚友対決はロズベルグに軍配

Me / Jim
2015年11月16日 « メルセデスに最も近づいたフェラーリ | ウィリアムズ、ランキング3位維持の目標達成 »
© Sutton Images
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シーズン第18戦ブラジルGP決勝レースでフロントローからスタートしたメルセデス勢は終始速さを見せつけ、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが1-2フィニッシュを決めた。

5レース続けてポールシッターに輝いたロズベルグはスタートでポジションを守ると、ハミルトンの猛攻を巧みに抑えてトップチェッカー。懸命の追い上げを見せたハミルトンはチームメイトを追い抜けず、2位でゴールしている。

ルイス・ハミルトン

「今日はいい気分だったよ。狂ったようにプッシュしていて、すべてを出し切った。このコースは大好きなんだけど、本当にオーバーテイクが難しい。ニコのすぐ後ろまで迫ったけど、DRSゾーンの長さが足りなくて、悲しいけどどうしても抜けなかった。たまには波乱を起こすために戦略を変えられたらと思うけど――僕たちドライバーはチームを信じるしかない。彼らは多くのシミュレーションをしていて、何がベストかを知っている。3ストップ作戦の方が遅いけど、タイヤが持たなかっただろうから、あれは正しい判断だった。結局のところ、ニコは素晴らしいレースをしたんだ。最近は予選でもいい仕事をしている。シンガポールからクルマが少し変わり、ちょっと彼の方に傾いたように思える。でも、僕はそれがなぜなのか黙って考え、最終戦でトップに返り咲くだけだ。この驚くべきブラジルファンの前で走れたことは素晴らしかったよ。彼らの心は本当に愛情に満ちている。素晴らしいイベントを作り上げてくれたオーガナイザーにも感謝だ。また来年会おう!」

ニコ・ロズベルグ

「ワオ――また素晴らしい観衆の前で素晴らしい勝利を飾れた! 本当にうれしいよ――この歴史ある偉大なサーキットで勝てたんだから喜びもひとしおだ。パーフェクトな週末だったよ。終始レースをコントロールできたし、最後はルイスに対して十分なマージンを持って勝つことができた。ルイスのタイヤが急激に摩耗したのを見て、チームは3ストップに切り替えるといういい判断をしてくれた。アブダビもこの調子でシーズンを終えたいからプッシュする。楽しみにしているよ。今日はチャンピオンシップでセバスチャン(ベッテル)を振り切り、2位決められて良かった――でも、僕はそれを熱望していたわけじゃない。僕がなりたいのは1番だ。だから、今年はもっと腕を上げなきゃいけなかったんだけど、それが十分じゃなかった。それからまた、この瞬間にもパリの襲撃事件のあとで僕らがスポーツの見方を変えなければいけないことも忘れてはいけない。今も僕の思いは事件に影響された人々の家族や友人たちと一緒だ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータスポーツ責任者)

「チームにとっては最高の1-2フィニッシュであり、今回の勝利でニコがチャンピオンシップ2位を確保できたので最高の気分だ。今週末の彼はミスのないパフォーマンスを披露し、強力なポールポジションラップを走り、そして今日も美しいドライビングを見せつけた。ルイスに関しては、このコースで2番手を走るのは非常に難しい。前にいるマシンに近づいた途端、ダウンフォースを失い、タイヤがドロップオフし始める。第2スティントでその状態に直面した際、彼から別の戦略について問い合わせがあった。しかし、選択肢は3ストップに変更する手しかなく、それを選ぶとレースの総タイムが10秒遅くなる計算だったので、そうなればベッテルに2位を奪われてしまうリスクがあった。だが、ベッテルが3ストップ戦略に変更したことで状況はわれわれの優位に働き、レース終盤に脅威を受けることなく、同じく3ストッパーにしてコントロールすることが可能になった。2人とも必死にプッシュしていたが、終盤はニコがギャップを管理して、見事な勝利を収めた。2週間後のアブダビで行われる今シーズン最終戦でルイスとニコの全力バトルを楽しみにしている」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「パーフェクトな週末を達成したニコに、おめでとう。彼は昨日、見事な予選ラップを決め、統制された走りを通して今日のレースの勝利につなげた。ルイスは残念ながら反撃かなわず、追いかけるレースとなった。コース上でニコに近づき、オーバーテイクすることは難しかった。われわれにとっては非常にエキサイティングなレースだったよ。両ドライバーが僅差で戦いながらラップを重ね、お互いに巨大なプレッシャーをかけ合っていたのだからね。当初の予定では2ストップ作戦を考えていたが、3番手のセバスチャンに倣う形で3ストップに切り替えた。本来は3ストップの方が全体では10秒ほど遅い計算だった。しかし、われわれにはフェラーリに対してわずかなマージンがあったため、彼のストップをまねる方がはるかに安全だった。第2スティントでルイスから、別の戦略は考えられないかという提案があったが、その時点での選択肢は遅い方の3ストップしかなかった。他者が2ストップする可能性が高かったため、フェラーリに2位を手渡す危険を冒したくはなかったのだ。過去に示してきたように、われわれの方針はドライバーたちにレースをさせ、実行が可能ならば戦略の選択肢も与えてきた。しかし、いかなる場合でも間違った戦略を実行させることはできない。言うまでもなく、シーズン15回目のレース勝利と11回目の1-2フィニッシュは喜ばしいことだ。ポディウムで50歳の誕生日を迎えたジミーを見ることができたのも良かった。彼はわがチームとパドックの重要な一員なので、ポディウムに上がってもらうことでその功績を示せてうれしい」

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