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ハミルトンの勝利でコンストラクターズタイトル獲得!

Me / Jim
2015年10月12日 « ナッサー、「リザルトにはとても満足」 | ロズベルグ、まさかのスロットルトラブルに泣く »
© Sutton Images
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シーズン第15戦ロシアGP決勝レースでメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝を果たし、チームはコンストラクターズ選手権タイトルを手中に収めた。

ポールシッターのニコ・ロズベルグはハミルトンのプレッシャーを受けながらもスタート後もポジションを維持していたが、テクニカルトラブルに見舞われてレースを終えている。

一翼を欠いたとはいえ、メルセデスとハミルトンの速さはずば抜けており、危なげない走りでハミルトンが通算42勝目を記録。また、フェラーリとのコンストラクターズ選手権ポイント差が172点に開き、数字的にも残り4戦でのフェラーリの逆転が不可能となったため、メルセデスのチャンピオンシップ連覇が確定した。

ルイス・ハミルトン

「今日は本当に素晴らしい気分だ。このチームには感嘆するばかりだ。レースを通してこのクルマをドライブできたのは最高の気分だった。これは僕がずっと夢見てきたことだ。いくら先頭にいても、ゾーンにとどまってミスをしないのは難しいこと。僕らは1ストップしかしなかったから、ロックアップしてタイヤを傷めないように気をつけた。今日は大きなチャレンジだと感じたよ。ニコとレースができなかったことが残念。すごく楽しみにしていたんだけどな。終盤はリアウイングがちょっとルーズになっていたから、クルマが持ってくれてホッとしたよ。そのために縁石を避けてダメージを与えないようにしていたんだ。今を楽しみ、この瞬間を大事にしないとね。今年はまだたくさんのポイントが獲得可能だ。コンストラクターズタイトルを獲得できたのはすごく特別だし、その一員としてチームの成功に貢献できたのは素晴らしい気分だ。本当に驚きだよ。ポディウムでみんなの笑顔を見たら、すごく誇らしかった。たくさんの人々とつながれている感覚がある。その一部でいられることを誇りに思うし、明日、ファクトリーでチームのみんなに会えるのが楽しみ。彼らが今年、いい仕事をしてくれるのは分かっていたけど、彼らは去年よりさらにいい仕事をしたんだ。すごいことだよ」

ニコ・ロズベルグ

「レースは時として厳しいね。週末にすべての力を注いだのに、僕はノーポイントでロシアを離れなければいけない。すごく残念な週末となってしまった。セーフティカーが出るまではすべてうまくいっていた。スロットルペダルが僕の方に浮いてきてしまったんだ。一時は上げた膝にステアリングホイールが当たってしまってステアリングを切れない状態だった。ここ数ヵ月、僕は何度か不運に見舞われ、ルイスと戦うことが難しかった。でも僕はきっと復活するし、プッシュを続ける。2年連続でコンストラクターズタイトルを獲得できたんだから喜んでいい。各ファクトリーのみんなにとっていい1日だ。これを実現させてくれた人たち全員に感謝しなければいけない」

ディーター・ツェッチェ(ダイムラーAG会長およびメルセデス・ベンツ・カーズ社長)

「メルセデス・ベンツにとってはなんと素晴らしい瞬間だろうか! ブラックリー、そしてブリックスワースのわがチームにおめでとうと言いたい。彼らはこの世界選手権2連覇という偉業を可能にすべく必死に取り組んできた。2014年に優勝した後、今年のタイトルを獲得するために再びレベルを引き上げた。というのも、ライバルたちがパフォーマンスを改善しており、多くの頭痛の種を与えてくれたので、そうする必要があったのだ。チームが成し遂げた仕事はメルセデス・ベンツを前進させる完ぺきなサンプルと言える。まさにベストテクノロジーだ。最も効果的なハイブリッドガソリンエンジン、世界一の空力、W06ハイブリッドのレーシングマシンに載せられたあらゆるパーツの知的なデザイン、それらを弊社が生み出した。とはいえ、何よりも人材が重要であることを忘れてはならない。2人の素晴らしく優秀なスポーツマンであるルイスとニコがステアリングを握り、舞台裏には今季これまでの15戦で12勝をもたらしたファンタスティックなチームがいる。彼らの働きにより、メルセデス・ベンツの全従業員を世界チャンピオンにならせてくれた。そんな彼らを私たちは本当に誇りに思っている」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「すべての感情が湧き出す一日だった。コース上ではほろ苦さを味わい、緊張の時間を過ごした後、ついに、2度目の世界選手権制覇確定の知らせを受けた。なんということだろうか、このスポーツには決して単純な一日などないということか! とはいえ、二度目のタイトルを勝ち取ったこと、このチームの一員であることに感動している。世界選手権は単なるスコアボードの得点だけではない。何時間にも及ぶハードワークに努めるチームメンバーの一人ひとりの犠牲の上に成り立っている。その彼らのほとんどは注目を浴びることなく、それでも、とてつもない献身さで一週間のうち6日ないし7日の勤務に励んでいるのだ。ブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのひとりひとりによくやったと伝えたい。本当に見事な仕事だった。その上で、とても企業的に聞こえるかもしれないが、このレベルのパフォーマンスを発揮できるまで、すべての段階でわれわれをサポートしてくださったパートナーの皆さんに感謝申し上げなければならない。彼らがこの成功における基本的貢献を果たしてくれたのだ。レースに関しては、ほろ苦い経験だった。特に終盤にかけてはリアウイングに空力の不安定さを抱えるなど、いくつか対応が必要なトラブルに見舞われながらも、ルイスがファンタスティックなレースを戦い、ひとつのミスも犯さなかったことは素晴らしい。トラブルがあったにもかかわらず、しっかりとコントロールした走りで完走を果たし、リードを広げてもいる。本当によくがんばってくれた。一方で、スロットルメカニズムの不具合でリタイアを強いられたニコのレースについてはショックを受けている。これがこのスポーツの残酷さだ。最高の週末を過ごし、素晴らしいオープニングラップを走っていたのに。彼のこの状況への対応には脱帽するしかない。マシンに乗っているときにはソリューションを見いだそうと努力し、降りた後もプロらしいふるまいだった。今年は信頼性の点で進歩したとはいえ、仕事に決して終わりはなく、ほんの小さな部分にまで集中していかなければならないというリマインダーでもある。それでも、今はこの瞬間を味わいたい。パーティーは明日、拠点に戻ってからのスタートだ!」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「2回目の世界選手権制覇は最高の知らせだ! ペナルティが出た結果という非常に奇妙な形だが、結果は結果だ。シーズンが終わる前にコンストラクターズ選手権勝利を決める、このステージまでわれわれを導く素晴らしい努力を講じてくれたブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのチームのおかげだ。レースについては、今日は2台が素晴らしいスタートを決め、ターン2を通してクリーンに抜けられたので良かった。序盤のセーフティカー導入後、ニコのスロットルコントロールに問題が発覚し、一貫性のない状態で完全なリフトオフを阻んでいた。最終的に最悪の状態となり、マシンをリタイアさせている。スロットルペダルのダンパーがメカニカルトラブルを起こし、それが影響していたことが判明した。リードしていたにもかかわらず、大量点を失わせてしまったニコには本当に申し訳ない。ルイスははるかに良い日となり、セーフティカー先導中にピットに入れるかどうかを考えるほど対応の必要なトラブルがいくつかあったが、適切な戦略を選択し、優れたペースと一貫性のあるタイヤでうまくギャップを管理した。レース後半はリアウイングにも若干の問題が生じ、チェッカーに向けて悪化しており、ブレーキング中にダウンフォースを失っていたことを確認している。彼にはその警告を伝えなければならなかった。原因については調査する。最後は見事な勝利を遂げたルイスにおめでとうと言いたい」

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