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スランプから一転、1-2を達成したメルセデス

Me / Jim
2015年9月27日 « 落胆の週末を過ごしたザウバー | フェルスタッペン、「最高のレース!」 »
© Sutton Images
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シーズン第14戦日本GP決勝レースでフロントローからスタートしたメルセデス勢は予選と順位が入れ替わったものの、1-2フィニッシュで表彰台に上った。

予選ではニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得し、ルイス・ハミルトンが2番グリッドに並んだメルセデス。スタートでチームメイトに競り勝ったハミルトンがその後は終始リードを譲らずトップチェッカーを受けている。ロズベルグは一時4番手にポジションを落としながらもアンダーカットを成功させて2位表彰台を確保した。

ルイス・ハミルトン

「信じられないほど興奮してる。レースを終えてから感情がこみ上げてきたんだ。今までのさまざまな経験や、その道のりを支えてくれた人々のことを考えていた。家族がいなかったら、僕は今日ここにいないし、他にもたくさんの人に助けられた――言わなくても彼らは分かっているはずだ。今日ここに来た時は、ニコ(ロズベルグ)が予選で素晴らしい仕事をしたから、スタートをうまく決めなきゃならないと分かっていた。ターン1はすごくタイトだったけど、それ以降は最高に素晴らしい1日だったよ。このサーキットでは毎年苦しんだけど、それでも大好きだった。バランスが良くてクルマが思い通りになると、コーナーで攻めるのが最高に楽しいんだ。エンジニアも、ガレージのみんなも、素晴らしい仕事をしてくれた。プラクティスではあまりデータを得られなかったけど、クルマは信じられないほど良かったよ。チームには本当に感謝している。彼らなくして僕はここに存在しない。それから、ここまでずっと僕を応援し、これからもついてきてくれるであろうファンにも感謝している」

ニコ・ロズベルグ

「僕にとってはタフな1日だ。コーナーはすれすれで、出口で接触を避けるために僕はコースオフしなければいけなかった。それでスピードを失い、4番手まで落ちてしまった。その後は勝利というより、2番手のために戦っていた。でも、プッシュはできたし、バルテリをオーバーテイクできたのは良かったよ。チームもセバスチャンをアンダーカットするためにいい仕事をしてくれた。新品タイヤでアウトラップを懸命に走って、これは完璧にうまくいった。2位というのは僕にとっては最小限のダメージといえる。ルイスとのギャップを縮めるためには日本で勝たなければいけなかったんだからね。でも僕はプッシュを続けるし、次はソチで勝利を目指す。この週末はたくさんのポジティブがあった。僕は強くなって戻ってくる」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「われわれにとっては最高のレースであり、表彰台の頂点に復帰できて最高の気分だ。少し、初めて優勝したかのような気分を味わっている。とはいえ、今日が順調な航海だったわけではない。まず、スタートではルイスがニコよりもわずかにうまく発進したので、最初のコーナーにかけて2人がホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開した。ただ、見ていてストレスフルだったのは2人がコースの端に向かって横滑りしていった場面。しかもニコが縁石に乗り上げ、ルイスはターン2の直後にアンダーステアを訴えていた。これでルイスは予定通りのレース運びとなり、各スティントで戦略が生きるようしっかりとリードを築いてくれた。ニコは逆にトリッキーだったが、2回の戦略的な動きでポジションアップを成功させている。一度目はボッタスとのロングゲームだった。彼に先にピットインさせ、その後、自分たちが新しいタイヤを使ってコース上で彼を追い抜く。その上で、2回目のピットストップではベッテルのアンダーカットを可能にして2位を成し遂げた。ルイスもまた何度かチャレンジに直面している。特に第2スティントでロックアップした後はタイヤにかなりひどいバイブレーションが起きており、最後のタイヤセットを履かせるために呼び入れなければならなかった。それでも、今日は異なる問題にしっかりと対処し、2台を完走させられた。もちろん、だからといってシンガポールを軽視していつもの状態に戻ったなどとは言えない。地に足をつけて取り組み続け、学び続けなければならないのだ。とはいえ、今日は良い1日だったし、最高のドライブに素晴らしいストップだった。チーム全体が先週末から巻き返すために本当にファンタスティックな仕事を果たしてくれたと思っている」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「終日、太陽が顔を出し、レース日としては最高の天気だった。2人とも素晴らしいスタートだ。ルイスがわずかにうまくラインを出たので、ターン1でサイド・バイ・サイドになったが、2人が向こう側から無事に出てきたのを見た時はうれしかった。残念ながらこのバトルでニコはポジションを2つ落としてしまったので、彼を上位に戻すにあたっては難しい仕事をこなさなければならなかった。レース中、エンジン温に問題が生じ、ルイスの2セット目のタイヤにフラットスポットができるなど、舞台裏で乗り越えなければならないトラブルがいくつかあった。いつも通り、レースをコントロールする立場にあったとしても、リスクや懸念は常につきまとってくるものだ。とはいえ、ベルギー以来のダブル完走を果たせたことはうれしく思っている。ルイスとニコの今日の素晴らしいドライビングを称えたい。特に、アイルトン・セナが成し遂げた勝利数41に並んだルイスにはおめでとうと言いたい」

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