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ハミルトンがリタイアもロズベルグは4位に巻き返し

Me / Jim
2015年9月21日 « リタイアで機会を失ったとハミルトン | グロージャン、リスク回避のリタイア選択 »
© Sutton Images
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シンガポールGP決勝レースを3列目からスタートしたメルセデスはニコ・ロズベルグが4位フィニッシュを果たす一方、ルイス・ハミルトンはトラブルを抱えてリタイアした。

ピットストップのタイミングを生かしたポジションアップを狙って決戦に挑んだメルセデスは2台がひとつずつ順位を上げるレース展開に持ち込むも、ハミルトンがパワーロスに見舞われる。さまざまな対策を講じたものの効果はなく、結局ガレージにマシンを収めてリタイアを喫した。

6番グリッドからスタートしたロズベルグは4位でゴールし、ハミルトンとのポイント差を41点に縮めている。

ルイス・ハミルトン

「レースはすごく順調だった。僕自身はレースで一番いいドライビングができていると感じていた。勝てるペースはあったんだ。できることはすべてやったよ。プライム(ソフトタイヤ)で、前にいたオプション(スーパーソフト)のみんなに楽についていけた。ペースはすごく良かったのに、パワーが失われ始めたんだ。チームは懸命にやってくれたと感じているけど、時々こういうことが起きてしまうもの。僕は本当にいい感触を得ていたし、すごく楽観的だったから、チームにとっては不運だったと思う。でも、リタイアしてエンジンをセーブした方が良かったんだ。原因はこれから頑張って突き止めるよ。でも、このエンジンを失うことは心配していない。ここまで驚異的なシーズンを過ごしているように、僕らの信頼性はとても高い。まだ先は長いし、今日はポイントを失った。でも、僕は速かったし、調子は良かったんだ。鈴鹿ではそれをちゃんと見せてやり返してみせるから!」

ニコ・ロズベルグ

「僕のチームにとってシンガポールは残念な週末だった。ずっとペースは遅かったし、ルイスはリタイアしなければいけなかった。こんなのはここだけの出来事で、僕らのクルマがコースとコンディションに合わなかっただけだと思いたいよ。問題は、どうひてレッドブルとフェラーリがあんなに速かったのか、よく分かっていないことだ。レースのスタートはカオティックだった。インストレーションラップでエンジンが何度か切れてしまって、同じスタート手順をこなせなかったんだ。100回も練習したのに。適応しないといけなかったけど、うまくいったよ。おかげでポジションを維持できた。僕らには4位が今日のベストだったと思うから、鈴鹿に向けて何がいけなかったのか理解するために、たくさん課題が残されている」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「今週末を象徴する結果だったように思う。われわれのペースやレースの展開を考えると今日のニコ(ロズベルグ)の結果に期待できるのは4位が最大だった。ルイスの方は彼がコースを走っている間にパワーロスを解消できるよう、やれることはすべてやったが、どうすることもできず、それが判明した時点でリタイアすることにした。彼は今日、貴重なポイントを取りこぼした。金曜日の最初にマシンをコースに送り出して以降、ずっと後れを取り続け、今日になってようやく少し改善されたように思う。レース中にはペースが問題なさそうな場面もあったが、前方にいたドライバーたちもタイヤをうまくマネジメントしていたので、このサーキットにおける自分たちのパフォーマンスレベルに関しては現実的に考えなければならない。今はあらゆることを分析し、今週末に何を間違ってしまったのかを理解し、このレッスンから学ぶ必要がある。そして、今回のチャプターに終止符を打つ。たった一度のダメな週末が今季のわれわれの偉業に影を落とすことはないとはいえ、今回のような週末を過ごした後だけに、気楽に構えている余裕などないことも分かっている。来週末の鈴鹿で力強く復活することを目指す」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「昨日の予選で最強のポジションを確保できず、3列目からのスタートになってしまったので、今回は長く厳しいレースだった。ニコにとって今回はダメージを最小限に抑えること。ひとつのミスも犯さず4位に巻き返してくれた。ルイスはテクニカルトラブルに見舞われ、フルパワーを得られなくなっていたので、コース上に間に解決しようとしたものの成功しなかった。レース中は上位のマシンが2ストップ戦略を機能させようとペースをかなりコントロールしていたので、ペースを理解するのが難しかった。戦略に違いを見いだそうとしたすべての試みは2回のセーフティカー導入によって妨げられ、それによって完ぺきに2ストップ戦略が生きる形になってしまった。今週末に直面した問題を理解するため、しっかりと分析し、日本では力強く巻き返せるようにしたい」

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