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スランプに困惑するメルセデス

Jim
2015年9月20日 « ベッテルは「別世界にいるよう」とロズベルグ | メルセデス、レースペースにも自信なし »
© Sutton Images
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メルセデスは今週末のシンガポールでピレリタイヤの"スイートスポット"を見つけられない理由が分からないと明かしつつも、FIAによって義務付けられているタイヤ圧の制限の影響は否定している。

マリーナ・ベイの市街地コースではフェラーリのセバスチャン・ベッテルが予選トップタイムを記録。ペースに苦戦するメルセデスはルイス・ハミルトンが5番手、ニコ・ロズベルグが6番手にとどまっており、メルセデスが一台もフロントローに並ばないレースは今年初だ。

メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフは「金曜日のFP1でマシンを送り出した瞬間、苦戦している様子は分かったし、週末を通して後退しているようだ。影響を及ぼしている要素はさまざまある。パフォーマンスの損失に何が一番影響しているのかはまだ判別できていない」とコメントしている。

「タイヤから引き出せるメカニカルグリップの組み合わせだと私は思う。マシンは変わっておらず、空力的には今でも優秀なマシンだ。それにエンジンも変わっていない」

イタリアGP以降、安全性を理由としたピレリの推奨するタイヤ圧がFIAによって強制されているが、ウォルフはメルセデスマシンが制限より高いプレッシャーで走っていたと説明している。

「ピレリが定めた圧力レベルは一切セットアップに影響していない。制限内にしっかりと収まってもいる。マシンパフォーマンスの低下に関しては確かな説明がない。ただ単純に、われわれがタイヤのスイートスポットを見いだせておらず、ライドハイトやキャンバー、トルク、プレッシャー、表面温度など、すべてのマトリックスを適切に得られていないだけだろう。多くの影響がある。そしてこれは新しいものだ」

「それに、昨年もこのコースでは他のすべてのチームに対するマージンが最小だった。理由はここが非常に特殊なコースであり、非常に異なっているからだ。他と比べて相当に難しい」

また、たった一戦でこれほどまでにパフォーマンスが低下した経験はしたことがないと言うハミルトンは次のように述べている。

「正直、自分のF1キャリアでこんなことが起きた記憶はない。マシンに何の変化も加えていないのに、1.5秒も遅いなんて。自分たちにとってこれが初めての経験ではないけど、この先のレースでも続くとは思っていない。たぶんきっとコースによるんだと思っている」

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