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終盤に戦わせるべくブレーキを管理したメルセデス

M.S.
2015年6月8日 « 駆け引きを楽しんだベッテル | 自分の非を認めるグロージャン »
© Sutton Images
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メルセデスはカナダGPのレース終盤にお互い全力でバトルができるよう、チームのドライバーたちにブレーキと燃料をセーブするよう指示していた。

メルセデスの2台が全70ラップにわたってト1-2をキープした後、最終的にルイス・ハミルトンが僚友ニコ・ロズベルグを抑えて優勝を決めた。ロズベルグがブレーキを温存するよう言われた一方、ハミルトンには燃料セーブが言い渡されていたが、メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフによればメルセデスのピットウオールはラスト10周で2人が正面対決できるよう、レースを管理していたという。

「ブレーキは常に問題だった。彼ら2人がラスト10周でお互いにレースできるよう、われわれはブレーキの管理を手助けしたいと望んでいた。彼らにはブレーキは大丈夫そうだと連絡したが、ニコはレース終盤にプッシュしていたときにブレーキングが一度うまくいかなかったことに気づいたと思う。そして、ここではオーバーテイクが大変難しいため、彼はルイスがミスをしない限りオーバーテイクは難しいとおそらく気づいたことだろう」

ウォルフはメルセデスがバトルに介入しようとしていたのではなく、2台が確実にチェッカーフラッグを受けられるよう配慮していたのだと述べた。

「いつでもバランスが重要だ。彼らのレースに介入せず徹底的に戦わせることと、マシンが確実に生き残るようにすることの間に、絶妙なバランスがある。一時、ボッタス(ウィリアムズ)まで30秒以上のギャップがあったとき、ブレーキの温度が高く、燃料がやや微妙なところだった。そこで、われわれはそれらの重要パラメーターのすべてをいかにコントロールするかを話し合った。緊迫した状況だったが、他のレースよりも緊迫していなかったとは言わない」

ハミルトンの燃料温存やロズベルグのブレーキの問題が重大だったのか聞かれたウォフルはこうつけ加えた。

「ニコのブレーキはレースの3分の1が終わった時点で危険な状態であり、非常に温度が高くなっていた。ブレーキをケアするためにわれわれは大変明快なメッセージを送った。取り立ててこのレースに関しては、ブレーキの方が燃料よりも大きな問題だろう」

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