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メルセデス、フェラーリのPUアップグレードを警戒

Jim
2015年6月2日 « 「まだまだ力を磨かなければ」とロズベルグ | カスタマーカー案に抵抗する小規模チーム »
© Sutton Images
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メルセデスはカナダGPで投入されると見られるフェラーリのアップグレード型パワーユニットを警戒している。

フェラーリとHondaがカナダGPに先だってエンジンの開発用トークンを使用したことが分かっており、アップグレードを施したバージョンのパワーユニットが持ち込まれればフェラーリ、ザウバー、マクラーレンの3チームはパワー面のアウトプット増加が見込まれる。今季はドライバーにつき4基のエンジン使用が認められており、5基以上のコンポーネントを投入する場合はペナルティが科せられるため、アップグレード型パワーユニットを使うには全体的なコンポーネントの使用状況とバランスを取らなければならない。

フェラーリドライバーは2人ともエンジンコンポーネントが2セット目に達している。つまり、アップグレード型を使えば今季3基目のパワーユニットということになる。しかしながら、パワーに依存するサーキットが少ないシーズン後半に序盤戦で使ったスペックに戻す手も考えられる。

メルセデスはカナダGPに向けてエンジントークンを用いていないが、2台とも新しいパワーユニットを搭載するという。

「今回のイベントには新しいパワーユニットを持ち込む。どちらのドライバーも2015年の2基目だ」と説明したパディ・ロウは「1基目のパワーユニットは6回のレース週末に使用された。2基とも合計の走行距離は4,000kmを超えており、ブリックスワースのチームは本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思っている」と続けた。

「ライバル勢も新しいパワーユニットを持ち込むだろうと予想している。もしかすると開発トークンを使ってシーズン中にアップグレードされたものかもしれない。したがって今週末に"パワーバランス"がどうなるかが楽しみだ」

昨年、メルセデスはカナダで2台がMGU-Kのトラブルに見舞われ、ニコ・ロズベルグはマシンをケアしながらダニエル・リカルドに次いで2位フィニッシュを果たしたが、ルイス・ハミルトンはブレーキ故障によるリタイアを強いられた。今週末のプライオリティは信頼性だと言うロウは今季6戦中5勝を挙げているにもかかわらず、勝利は保証されたものではないと強調する。

「モントリオールのコースはマシン全体に厳しい。エンジンやブレーキだけではないので、昨年は果たせなかったが、2台が完走できるように全力を尽くしている。パフォーマンス面に関しては何事も当然のことと思い込んではならない。コースの特殊性を考えれば、2台を上位で完走させるにはいろいろとうまくやらなければならないことが多くあるのだ」

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