
ルイス・ハミルトンは長く待たれるメルセデスとの新契約がモナコGPでついに完結すると約束した。
遅れ続けている契約締結はいくつかのうわさを引き起こし、ハミルトンがフェラーリに移籍するとの説や、途方もない額の報酬を求めているなどの推測が飛び交っている。
しかし、ハミルトンは契約金額の推測の多くが"たわごと"で、話し合いがとん挫したとの見方は"ナンセンス"だと述べた。
「(発表を)モナコで見るだろう。モナコで何らかのニュースをお届けするよ」とハミルトンはイギリス各紙に語っている。
信頼できる法律家の助けは別として、マネジャーなしで交渉を行っているハミルトンは、話し合いが"まどろっこしい"とコメントした。
最新のうわさでは、報酬の増額ならびにハミルトンが自身のトロフィーおよびシーズン末ごとにマシンを1台手元に置きたいと希望していること、さらに今後のファッションとジュエリーの権利を求めていることが原因で、シュトゥットガルトの承認を待つために交渉が止まっているとささやかれている。
一方、ハミルトンはバルセロナでポール・トゥ・ウインを果たしたチームメイトのニコ・ロズベルグが勝ち続けるのではないかとの見方を一蹴した。
次戦はモナコGPであり、ロズベルグは過去2年の同レースを制している。
メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のクリスチャン・トト・ウォルフもハミルトンに同意し、「モナコではすべてが再びリセットされるだろう」と『DPA通信』に発言した。
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