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卓越した走りで疑念を払拭したロズベルグ

M.S.
2015年4月21日 « 一つの段階を乗り越えたマクラーレン | フェラーリを追うのは難しいとスメドレー »
© Sutton Images
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ニコ・ロズベルグはバーレーンGPで"本領を発揮した"とそのボスであるクリスチャン・トト・ウォルフが評した。

スタート後のターン1でキミ・ライコネン(フェラーリ)にポジションを奪われて4番手に落ちながらも、ロズベルグはターン1のブレーキングを遅らせる勇敢な走りでインサイドからライコネンとその相棒のセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクした。ライコネンの猛追を防いでいた残り2周の段階で、ロズベルグはブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルによって3位に後退している。

2014年のタイトルをチームメイトのルイス・ハミルトンに奪われたロズベルグは、今季に入ってから予選でも決勝でも僚友を打ち負かすことができていない。結果として厳しい目にさらされたロズベルグだが、ウォルフはサヒールでロズベルグが真価を発揮したと述べた。

「何より、1位と3位という結果が喜ぶべきものであることは疑いない。だが、ニコとわれわれは2位を失ってしまった・・・。ニコを疑った者すべてが、ハードに戦い、オーバーテイクして本領を発揮するニコを目にした。ブレーキのトラブルでそのポジションを失ったのは残念だ。概して1位と3位は満足すべきだし、それがベストの状態のF1だと言っていいだろう」

レース序盤のロズベルグのアグレッシブな走りがトラブルを導いたわけではないとウォルフは説明している。

「ニコのマシンはキミとセバスチャンの後に続くトラフィックや多くのバトル、多くのハードブレーキングによって、ブレーキが非常に熱くなっていた。したがって、われわれはそれをモニターしていたが、最終的にはバックマーカーや周回遅れのマシンで温度が限界を越え、同じコーナーで両方のマシンにブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルが発生した。ファイナルラップに向う中、温度が天井知らずに高まったのがストレートのハードブレーキングで、それが起こるとブレーキ・バイ・ワイヤシステムが標準システムに切り替わる。そうなると防戦のための武器がなくなってしまうのだ」

流れを自分の方に取り戻すためにロズベルグは何をする必要があるか質問されたウォルフは、ハミルトンがもう1台のメルセデスでやってのけたことを挙げた。

「予選でポールをとり、レースをそこからコントロールする。ルイスが予選でポールになり、そこから逃げてレースをコントロールしたことにそれを見て取ることができる。われわれが中国GPでやったのと同じようなことだ。それが最大のポイントを獲得する鍵になる。今はシーズンの4戦が終わり、残りは15・・・きわめて多い。したがって、彼の(バーレーンでの)比類ないドライビングを見るに、バルセロナに強いニコが戻ってくることに疑いを抱いていない」

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