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ハミルトンに邪魔する意思はなかったとウォルフ

Jim
2015年4月12日 « フェラーリに完敗と認めるマッサ | ベッテルに挑めず、無念をにじますライコネン »
レース後のミーティングで誤解はとけたというメルセデス © Sutton Images
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メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフは中国GP決勝レース中に発覚した論争的な状況はレース前に話し合っていたことだと明かし、ルイス・ハミルトンは行き過ぎた行動を取っていないと主張した。

レース後に開かれた記者会見で、ニコ・ロズベルグがハミルトンに向かってメルセデスの1-2フィニッシュを危険に晒したとして責め立てた。問題の場面は第2スティント。レースリーダーのハミルトンはタイヤを温存するためにペースを落としていたが、ロズベルグはその影響で3番手を走っていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に接近を許したと主張。

ウォルフは「まさにあのシナリオを今朝、議論していた。オプションで走り続ければああいった状況になる可能性は明らかだったのだ。ベッテルが2番手のドライバーに近づいてくる中で、われわれがどう対応し、何を主な目的とするか」と説明している。

さらに、そのようなシナリオに対して適用された契約だったのかと聞かれたウォルフは「そうだ。自分たちのペースを想定し、ガイダンスとインストラクションに従うということだった。つまり、彼(ハミルトン)は言われていたところからそう離れていなかった、と言っておこう」と答えた。

ウォルフはメルセデスがソフトタイヤの寿命に関して慎重だったと明かし、ハミルトンが故意にロズベルグのレースを邪魔していないと信じていると強調した。

「意図的にやっていない。今はそれがはっきりしている。ルイスは、ニコを3位またはそれ以下に落とすためスローダウンさせてやろうなどといった意図を持っていなかった。それは絶対だ。後ろのニコとのギャップを知らなかったのだ。ただ彼は(その時に履いていたソフト)タイヤを長く持たせる必要があることを理解していた。だからこそ、彼はある意味でペースを落とそうと決めたのだ」

「しばらく経って、この行為が自分たちの首を絞め、しいてはニコを危険に晒す可能性があること、ルイスがリタイアすれば(フェラーリに)レースを取られてしまう可能性があることに気づいた。考え得る結果についてはピットウオールでさまざまな意見があったが、彼はそれを知らなかった」

また、レース後のミーティングでドライバー間のモヤモヤも晴れたと主張したウォルフは次のように付け加えている。

「良い報告会だったし、ポジティブな打ち合わせだった。憎しみは一切ない。それよりも今日ははるかにポジティブなことがあった。今日はレース中にひとつもミスがなかったのだから。何が聞きたいかは分かっている。だが、基本的には全員がご機嫌だ」

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