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ストレートなやり方を望むラウダ © Sutton Images
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ごまかしの7日間が過ぎた後、メルセデスは22日(日)についに手の内を見せたのだろうか?

ヘレステストとバルセロナテストでペースを示してきたのはフェラーリだったが、2014年に圧勝を収めたメルセデスは意図的に燃料の多い状態で、もしくは出力を下げた状態で走行していたと考えられている。

フェラーリドライバーになったセバスチャン・ベッテルはイタリア『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に「一年の今の段階では誰もが隠していると思うよ」と述べた。

しかし、ストレートな物言いが身上のニキ・ラウダはそういったやり方を好まない。

メルセデスの非常勤会長を務めるラウダはスイスの『Blick(ブリック)』紙に「私のチームに、もうアクセルを踏むよう言った」と発言している。

「われわれの誰もが、自分たちの立ち位置を知りたがっている」

第2回のテストが幕を閉じた日曜日に、F1界がメルセデスW06のポテンシャルを垣間見たのは間違いないだろう。

実際に最速だったのはロータスのロマン・グロージャンだが、グロージャンが履いていたのはピレリが提供する中で最もソフトなタイヤだ。

だが、不気味なのはメルセデスのニコ・ロズベルグの速さで、ミディアムコンパウンドを使用してグロージャンのわずか0.3秒ほど後方につけている。

『Sportv』の解説者であるファビオ・セイサスは「ピレリはコンパウンド間のタイム差を2秒と見積もっている」と指摘した。

目覚ましいタイムを記録したロズベルグはメルセデスが「強い位置」にいると認めている。

グロージャンのソフトタイヤでの速さに迫ったことが"印象的"であることさえロズベルグは否定し、「僕らの数字によれば、別の日のタイムを見ればそんなことはない」と語った。

ロズベルグが言及しているのは、驚きの好ペースと安定性を見せているフェラーリのことだろうか?

ベッテルも「僕らのペースは良さそう。それに、僕らは強くマシンを開発していけるはず」と認める。

「キミ(ライコネン)がこのマシンは去年よりずっといいと言っていた。でも、メルセデスが今も一番前みたいだね」

関係者やファンの関心は、同じくバルセロナで開催される冬季の最終テストに向けられている。その後はメルボルンでシーズンの開幕戦だ。

フェラーリ新代表のマウリツィオ・アリバベーネはイタリア『Sky(スカイ)』に「オーストラリアに行くのが待ちきれない。ここは寒いからね」とジョーク交じりで語った。

「来週のバルセロナでは天候が許せば全員がシリアスになることを要求されるし、そこから皆がどう進んでいるのかが分かるだろう。われわれ全員がそれを見出そうと躍起になっているが、今はプログラムに従い、比較を避けている。そのうち分かるだろう」

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