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盗んだかのように走ったハミルトン

M.S.
2014年11月3日 « 王座決定戦はアブダビに | カルテンボーン、財政危機へのフェラーリの態度を批判 »
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これまでのタイトル争いの経験のおかげで2度目の王座獲得に向けたバトルに適切な精神状態で臨めるとルイス・ハミルトン(メルセデス)は話している。

US GPで優勝したハミルトンはチャンピオンシップ争いのライバルであるチームメイトのニコ・ロズベルグに24ポイントの差をつけた。これからの2戦で勝者が獲得できるのは75ポイントだ。ハミルトンはデビューシーズンの2007年に最終戦までチャンピオン候補にとどまっていたが、栄冠はキミ・ライコネン(フェラーリ)の手にわたっている。その翌年には最終コーナーのオーバーテイクという劇的な形でチャンピオンになったハミルトンだが、2010年には再び最終ラウンドでチャンスを失った。

これらの経験から、自分には今季のタイトルを獲得するためにいかなるハードワークが必要なのか分かっているとハミルトンは信じている。

「僕は間違いなく前とは違う場所にいる。それか、ただ経験を積んで年を重ねただけかも。勝ったり負けたりしたこの経験のおかげで、自分に必要なアプローチを理解している気がする」

「スペシャルレシピなんてないのさ。これからの2戦のために身を粉にして働き、改善を目指すだけ。今日はただの勝利じゃない。どうドライブしたかという点で、学ぶところがたくさんあるんだ。予選にはやっておくべきだったことがある。これまでのシーズンには僕が拾い上げてこなかったのが明らかなことだ。そういう小さなことすべてを取り上げて、隅々まで確実に調べておくつもり」

オースティンの予選でちょっとしたブレーキの問題に見舞われたハミルトンはロズベルグに遅れをとったが、レースで逆転劇を果たしている。自分のレースのやり方はカートで戦っていた子どもの頃から変わっていないとハミルトンは言う。そこには父の教えがあった。すなわち、"それを盗んだかのように走れ"。

「予選は特に弱かったし、それには2つの理由があった。ブレーキだけじゃなくて、ブレーキングゾーンでの僕のラインも、実際のところベストじゃなかったんだ。昨夜それを学び、今日直した。それがすごくうまくいった。決勝日にはどうレースするか、8歳の頃から分かっている。今日も同じ。父がいつも"それを盗んだかのようにドライブしろ"と言っていて、今日やったこともこれなんだ!」

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