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「できることをやる」とハミルトン

M.S.
2014年7月20日 « ラウダ、空席目立つF1に「さほど猶予はない」 | 2014年第10戦ドライバーコメント予選 »
© Sutton Images
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ドイツGP予選でブレーキトラブルに見舞われ、15番グリッドに沈んだメルセデスのルイス・ハミルトンは、勝利をチームメイトのニコ・ロズベルグにほぼ譲ってしまったようなものだと考えている。

Q1でタイムシートの上部にいたハミルトンは、ターン9で激しいスピンを喫してしまった。メルセデスは後になって右フロントブレーキディスクに問題があったことを認めている。オーストラリアGPとカナダGPでのリタイアでタイトル争いが阻害されたハミルトンは、前戦イギリスGPではロズベルグにリタイアがあったとは言え、20日(日)のドイツGP決勝でまた厳しい状況に直面すると予測している。

「簡単に言えば、ニコにまたプレゼントが届いたって感じかな。まあでも、明日は僕らにできることをやる。何か手はあるだろう。レースはまだたくさんあるしね。当然、こんなこと信じられないけれど、こういうことが起きるってことは試されているってこと。セットアップはものすごくうまく仕上がっているし、ファンタスティックに感じられていたのに、5周も走れなかった!」

ハミルトンは予選を16番手で終えたものの、エステバン・グティエレス(ザウバー)が降格処分を受けるため、レースは15番手からのスタートとなる。かなりの勢いでタイヤバリアに突っ込んだにもかかわらず、ハミルトンはレースに向けて体調は問題ないと主張した。

「少し痛いけど、こういうクラッシュを喫したときにはそれが普通。30Gかそれくらいだって彼らは言っていたと思う。どこか骨折していたとしても、それでも僕はレースに出るけどね」

「ものすごくびっくりした。あっという間の出来事だったんだ。ドライブするときにはマシンを100%信頼し、何かが起こるなんてまったく思わずにコーナーへ向かう。だから、ブレーキペダルを踏んだときは本当にショックだった」

メルセデスコンビは各自の好みによって異なるブレーキを使用しており、ハミルトンはブレンボ製のマテリアルを、ロズベルグはカーボン・インダストリー製を選んでいる。そのため、パディ・ロウ(テクニカル部門エクゼクティブディレクター)はロズベルグのマシンに同様の問題が発生する可能性は低いと語った。

「カーボンマテリアルの構造的な問題だった。今年はわれわれのマシンだけではなく、ブレンボのマテリアルを載せるグリッド上の他のマシンでも、こういったことが起きた経歴がある。ニコはカーボン・インダストリーのマテリアルを使用している。ルイスのブレーキは予選で新しくしていたが、それはブレーキに負荷がかかるサーキットでは普通のことだ」

「マシンに施さなければならない作業は山ほどある。今夜は忙しくなるだろう。願わくはルイスを明日のレースに向けて最高の形で送り出したいし、彼を上位に戻すことができるかどうか考えていく」

メルセデスはその後、『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントを通じて「今日、ルイスが受けた衝撃は27Gを超えていたとFIAが明かした。そのため、メディカルセンター行きが義務付けられた」とつぶやいている。

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