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2度の赤旗、ポールはハミルトン!

M.S.
2014年5月10日
最後にチームメイトを上回ったハミルトン © Getty Images
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欧州ラウンド開幕に沸くカタロニア・サーキットにて、10日(土)日本時間21時から2014年FIA F1世界選手権第5戦スペインGP予選が実施された。

各チームが大幅なアップデートを持ち込んだこの週末にもやはりメルセデスが速さを発揮し、ルイス・ハミルトンが初日の両セッションを制したのに続いて2日目の午前にはニコ・ロズベルグが1分25秒887のトップタイムを刻んだ。ただし、ハミルトンの同セッションでの走行は9周にとどまり、オプションでのショートランを実施していない。

金曜フリー走行2回目ではトロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌのマシンからタイヤが脱落するという事故が起こっており、チームには罰金が科された上、ベルヌは予選結果から10グリッド降格されることになっている。

今週末のバルセロナに用意されたドライタイヤはミディアムコンパウンドとハードコンパウンドの2種類。予選スタート時の天候は晴れで、気温26度、路面温度46度のドライコンディションだった。

Q1スタートと同時にコースへ入ったザウバーのエステバン・グティエレスに続き、相棒のエイドリアン・スーティルやフォース・インディア、ロータスら中団チームのメンバーがタイムアタックを開始する。

だが、タイムが出始めてすぐのタイミングでロータスのパストール・マルドナドがターン2からターン3で体勢を崩してウオールにヒットし、右フロントタイヤが外れるなど、マシンに大ダメージを負った。セッションは13分30秒を残した時点で赤旗中断されている。

このときまでにタイムを残していたのは1分28秒856をマークしたフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグを始め、グティエレス、エイドリアン・スーティル(ザウバー)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)の4名のみだった。

セッション開始から11分が過ぎたところで赤旗は解除され、各車が次々とピットを後にする。ハードタイヤで1分26秒764をたたき出したロズベルグに次いでレッドブルのセバスチャン・ベッテルが2番手に入るも、直後にハミルトンがベッテルの記録を塗り替えて2番手へ。

ひと通りのタイムが出たところでロズベルグ、ハミルトン、ベッテル、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)がタイムシートの上部に名を連ね、マシンのフロント部に手を焼いていると訴えたロータスのロマン・グロージャンがトップから107%圏外の21番手タイムだった。

グロージャンがミディアムタイヤで12番手にポジションアップしたのに続き、多くのドライバーがコース上で自己ベストを更新する。その流れの中でポジションを下げていたグロージャンは何とか16番手に踏みとどまり、Q1でノックアウトされたのは17番手スーティル以下、マックス・チルトン、ジュール・ビアンキ(共にマルシャ)、マーカス・エリクソン、小林可夢偉(共にケータハム)とノータイムのマルドナドだった。

Q2が始まるとまずはミディアムを選んだヒュルケンベルグが姿を見せ、チームメイトのペレスがそれに合流。ウィリアムズ陣営、フェラーリのキミ・ライコネンと、次第にマシンは増えていき、強敵たちのタイム計測に先立ってライコネンが1分27秒台の暫定トップタイムを計測している。

それを大きく上回ったのが遅れて始動したメルセデスデュオで、1分26秒フラットのロズベルグに続いてハミルトンが2番手タイムをマーク。ダニエル・リカルドとベッテルのレッドブル勢が3番手と4番手に並んだ。

各マシンがいったん引き上げた時点でケビン・マグヌッセン(マクラーレン)とベルヌがノータイムだった。テクニカルトラブルでこれ以上の走行はできないというマグヌッセンはすでにマシンを降りており、後にベルヌもコース上に登場しないままコックピットを離れている。

最後は上記の2名とトップ4を除く全員がタイムアタックに挑み、地元スペイン出身のアロンソは辛くも10番手でQ2を通過。アロンソから0.08秒遅れの11番手ヒュルケンベルグ以降、ペレス、クビアト、グティエレス、マグヌッセン、ベルヌまでがここで姿を消した。

予選最終セッションを戦うのはQ2トップのロズベルグを筆頭に、ハミルトン、リカルド、マッサ、ベッテル、グロージャン、ライコネン、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、アロンソの10名となった。

Q3で最初にコースインしたのはロズベルグとハミルトンのメルセデスコンビで、ウィリアムズの2台もタイムアタックを開始する。間もなくしてグロージャンとライコネン以外の全員がコース上に集結した。

しかし、アウトラップ中のベッテルがコース脇でストップ。ピットレーンを走行中からマシンの異変を感じていた様子のベッテルは、マシンを止めた際にドライブを失ったとチームへ伝えている。セッションは再び赤旗中団となり、アタックラップに入っていたロズベルグやハミルトンを始め、全員が一時ピットへと帰還した。

セッションは日本時間22時03分に再開され、またもロズベルグが先陣を切ってコースへ向かう。ハミルトン、アロンソ、リカルドがそれにならうも、他の面々はまだ動かなかった。

4名のオーダーは1分26秒288をたたき出したハミルトンにロズベルグ、リカルド、アロンソが続く形となる。4人の最初のタイムアタックが終わったのと前後して残る面々もガレージを後にした。

上位4名も2度目の走行を開始し、一時はロズベルグが僚友の記録を上回ったものの、さらに好ペースを刻んだハミルトンが1分25秒232というタイムでバルセロナのポールポジションを奪取している。

2番手からはロズベルグ、リカルド、ボッタス、グロージャン、ライコネン、アロンソ、バトン、マッサ、そしてストップしたベッテルという順で予選Q3は決した。

スペインGP決勝は11日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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